入院患者の本音ー最初におおまかな指示をするだけで、あとは担当患者のそばを離れてずっと同僚とおしゃべりの理学療法士達。夜だけ服薬のはずの薬が朝食後にも!夕食に同じ品が2皿!無塩スープ…?夜の病院のこと、お風呂のこと、実際の投薬・検査内容と話がかみあわない教授回診のこと、院内コンサートのこと、看護学校の実習生のこと、退院手続きのこと、etc。…そして、重篤症状に陥らせない家族の絆のこと。脳卒中経験者・予備軍に勇気を与える書。再発率の高い脳卒中にどう備え、どう克服するか。入院患者の本音が聞こえる病院関係者も必読の一冊。
本書には、障害を持った武郎君の日常が綴られている。様々な困難に立ち向かい、克服し、おとなになってゆく様子が描かれている。なにげない日常にすばらしい発見があったり、感動があったりー生きることってすばらしいことだと再発見できる一冊。
常に鋭い感性で、身の回りの人々や小動物に愛情をそそぎ、背筋をピンと伸ばして人生に立ち向かう『八十路』のエッセイ集。
題材を日常に求めつつ、時にはしんみりと、時には思わず苦笑を伴い主婦の視点から垣間見た家族、自身、世相を描いた短歌&エッセイ集。
赤字医療を潔しとし、患者主役の医療に命を懸けるガン治療の「赤ひげ」先生、渾身の医学エッセイ。
単身赴任先での不倫関係が、やがて妻妾同居にまで至る酒乱男。学生時代、下宿の未亡人の誘惑に屈したが為に、その後、悔恨の人生を歩む男。二人の女と同時に不倫関係に溺れた結果、妻から食事もセックスも拒否された男。痩せた妻に不満で、豊満な女と浮気した男。全編に流れるエロチックなユーモアと哀感。彩り豊かに描く、酔いどれたちの世迷い言。
医学部教授の辛口・甘口エッセイ。20年の教授生活から到達した異色の随筆集。「崩壊する親と子の絆」「評価はむつかしい」「一枚の写真」「マドンナの条件」の章立で、思いやりとユーモアを交えて語る55篇の珠玉の数々を精選し収録。
ある時は産婦人科医、ある時は乗馬愛好家、またある時はダンス教室の生徒!?いろんな顔をもつドクターXの、涙あり、笑いあり、時には真面目な四方山話。
55歳でTBSを退職し、禅の道を進んだ宗泉老僧が、鎌倉の春夏秋冬を人の一生にたとえて語る人生訓話。