今年、ブレイクが予想されるバンドとして各方面から注目を浴びているシャム・シェイドの4thアルバム。デビュー当初のヴィジュアル系バンドという固定イメージから脱皮しつつある、最近の充実ぶりが窺えるロック・アルバムである。
シングル「sofa」や「ひだまりの詩」のような、心の琴線に触れる歌から、沖縄音階を取り入れた歌やボサ・ノヴァ調のナンバー、フレンチ・ポップス系など、ル・クプルの持つ音楽的な幅広さが見えてくる作品だ。どの曲も綺麗で印象深いメロディの歌ばかりです。
「今日も眠れない」「夏の日の午後」の2枚のシングルや、来生たかお&えつこ作の「はぐれそうな天使」などを収録した2ndアルバム。いまだファンの間で人気の高い1枚。
増位山太志郎の代表曲「そんな女のひとりごと」をメインに、「昔の名前で出ています」「おもいで話」「今夜は話さない」など、懐かしいメロディの数々がここに蘇る。全16曲を収録。