19歳の女性シンガー・ソングライターの4曲入りデビュー盤。揺れ動く感情を描いた等身大の歌詞とシンプルだが深みのあるメロディを、透明感のある切ない声でたゆたうように歌う。淡々と、しかし的確に歌の持つ世界観を引き立てるアレンジも好感度高し。プロデュースは元JUDY AND MARYの恩田快人。
生活のあらゆるシーンで必要な音楽を網羅した、ベーシック・ライブラリー“ツイン・ベスト”シリーズの“よいこのどうよう”編。ジャンルを代表する有名曲を集めており、カタログとしても最適な2枚組。
楚々としたナチュラルな歌声に魅了され、伸びやかで率直な表現に心が癒される童謡集である。「あめふりくまのこ」の天真爛漫な歌唱に天性の明るい気質が覗かれて微笑ましい。可愛い坊やの母親ならではの、5月の青空を思わせるさわやかなデビューCDである。★
今もなお高い人気を誇るシンガー・ソングライター、村下孝蔵の92年発表のオリジナル・アルバム。ヒット・シングル「ロマンスカー」「この国に生まれてよかった」など、全10曲を収録。伸びやかなヴォーカルと叙情味あふれる世界観が実に魅力的だ。
長崎市長狙撃事件によって、「天皇制は怖い。無くなって欲しい」の声が高まった日本。その声が抑え込まれ、無視されているのは何故か。
ここはアイウエ動物園です。動物がだいすきな、はたらきもんの園長さんと、園長さんをだいすきな動物たちがなかよくくらしています。でも、ときどき、ドキッ!事件が、おこります。あれれ、サイのいっぽんくんが、みょうな、おまじないをとなえているよ。
上嶋鬼貫(1661-1738)は、「東の芭蕉、西の鬼貫」と並び称された元禄期の俳人。『鬼貫句選』上巻には、炭太祇が精選した鬼貫の発句三百五十余句を収める。下巻には、自宅内で禁足しながら書かれた東海道の旅日記「禁足旅記」を収録。『独ごと』は、「まことの外に俳諧なし」で知られる鬼貫の俳論・随筆の集大成である。
2010年2月に逝去した、昭和の歌謡界を牽引した名司会者・玉置宏のナレーション入りオムニバス・アルバムの第2弾。玉置の名口調が、当時の思い出とともに数々のヒット曲へと導いてくれる。
志賀ちゃんを含む4人のオリジナル・メンバーによるフォー・セインツのシングル。収録されている2曲には、団塊世代のミュージシャンとして“日本のフォーク”と共有する“音楽体験史”への深い思いが込められており、同世代のリスナーへのメッセージとなっている。
2010年発表の最新曲からこれまでのヒット曲までを収めた全曲集。タイトル曲「母ちゃんのひとり言」ほか、「女の円舞曲(ワルツ)」「この地球(ほし)に生まれて」など、胸に沁みる楽曲の数々を収録。