路傍の樹のもとで生を享け、すぐに母を亡くしたゴータマ・シッダッタ。シャカ族の王子として裕福な生活を送っていた青年は、なぜ出家し、仏教を開いたのか。その生涯と知られざる心を、モノローグで描いた物語。
お空のくもさんの悩みはなんでしょうか。お話を通して自分のいいところを探す絵本です。
花の三十代、夢にまで見た10トンダンプの運転手に。そこには大変な日々と苦労が。
ワタシはトキドキひとりを独りじめしたい、ワタシはトキドキ自分を独りじめしたい、ワタシはトキドキひとりに独りじめされたい…ひとりで独りじめできる“ひとりごと”トキドキみんなに独りじめして欲しい“ひとりごと”。
遺品の整理の中、「多賀のひとり言」の気になった二冊のノート。これ程までに秘めたものを持ち続け、辛い人生をおくっていた母を、娘の編者は初めて知ることに…。初恋の人からの二百通余の恋文を焔の中に消した刻。
捨て猫の「ボク」とその家族ー小さないのちと別れ、愛と再生の物語。第27回新風舎出版賞奨励賞受賞。
言葉で温かい「愛」を伝えたいー何気ないことにも、優しい気持ちはたくさんつまっています。穏やかな自分でいられるための、心のビタミン。佐賀の町で出会う、ほのぼのとした空気に包まれた日常を、感性豊かな文章で綴ったブログの書籍化。
徒然に眺めた世情、風情、人情を軽妙にのびやかに自由句に托して詠んだ感懐を誘う一冊。
日々の中にある、ささやかで小さくてあたりまえのような、大切なこと。それはみんな、人間らしくて愛おしい。
ケアマネジャーとステキな紳士・淑女たちとの触れ合いを描いた小説。
僕は楽天家ですよ。だからいじめ撲滅なんて言わないんです。極端な話、いじめられるところなんて行かなきゃいい。そこから姿を消してしまう選択肢をつくるんですよ。そうすればいじめはなくならないけど、いじめにあわずにすみますよ。
ATRはわずか設立15年にして情報通信に関する研究開発の“世界のCOE”に成長した。この驚くべき成功は、葉原さんの卓越した研究マネージメントがあって初めて可能だった。本書にはその葉原さんの人柄と哲学が強くにじみ出ている。研究者と研究管理者にとって必読の、また学生諸君の教養の書。