壬氏の一世一代の行動の結果、とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。できる範囲で治療を施していくが、医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだがー。
「こんな子いるよね、そうそうこんな事言っているよね」。そばにおいてページをひらけば、普段着の猫たちがあなたにささやきかけます。今、隣にねこがいる人も、かつて一緒に暮らしていた人も、ぜひ、この子たちに会いに来てください。嬉しい時、楽しい時、悲しい時、寂しい時バスや電車に乗る時も、いつでも一緒。きっと、ずっとあなたのそばにいてくれます。ねこにこころを奪われた、ねこ好きさんに贈る、小さなエッセイ絵本。
後宮女官を解雇された猫猫は、花街に戻ってきた。しかし、すぐに超美形の宦官・壬氏のお付として、外廷に出仕することになる。壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不思議な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発する。いろいろな事件が重なりあう中、それらはある一つのことに収束することを猫猫は知る。そこにはある人物の思惑があった。そしてそんな中、壬氏に付きまとう武官・羅漢が現れる。変人として有名なこの男は、何かにつけて壬氏に問題を持ってくるようになる。羅漢の本当の狙いとは一体?
Introduction&Story
後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、
シリーズ累計 3100万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが待望のアニメ化!
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
STAFF
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
監督・シリーズ構成:長沼 範裕
副監督:筆坂 明規
キャラクターデザイン:中谷 友紀子
色彩設計:相田 美里
美術監督:高尾 克己
CGI ディレクター:永井 有
撮影監督:石黒 瑠美
編集:今井 大介
音響監督:はた しょう二
音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ
第1クール オープニングテーマ:緑黄色社会『花になって』
第1クール エンディングテーマ:アイナ・ジ・エンド『アイコトバ』
第2クール オープニングテーマ:Uru『アンビバレント』
第2クール エンディングテーマ:wacci『愛は薬』
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会
CAST
猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸
玉葉妃:種崎敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子
梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき
やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲
翠苓:名塚佳織 やぶ医者:かぬか光明 羅漢:桐本拓哉
ナレーション:島本須美
日々をポジティブでいっぱいにできる「脳内ひとりごと」。本書では、身近な事例を用いつつ、具体的な心理学のテクニックも交えながら、そのコツをお伝えします。さあ、心をラクに、前向きにする自分への声かけをはじめてみませんか?
ひとりで子育て悩んでいませんか?誰もが悩む問題について、子育て支援の専門家が具体的にアドバイス!
中央に戻り、外廷の医務室勤務になって医官たちの仕事を手伝う猫猫。後輩もでき、新しい部署にも慣れていく。しかし猫猫たちが不在の間に、宮廷では妙な派閥争いが起きつつあった。正しき血統を維持しようとする皇太后派と、新しき流れを作ろうとする皇后派。安氏と玉葉の意思とは裏腹に、周りは次第にきな臭くなっていき、特に若い武官たちの間では、傷害沙汰が繰り返されていた。そんな中、猫猫は姚に頼まれて「名持ち」の一族の会合に参加することになるのだった。
赤裸々な本音と魅力の写真で贈る、初のエッセイ。
大陸の中央に位置するとある大国。その皇帝のおひざ元にその娘はいた。猫猫(マオマオ)、花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。存命の二人の御子も重い病と聞いた猫猫は、その原因を調べ始めるー。大絶賛されたあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。
「薬屋のひとりごと」のミニアクリルスタンドの登場!
【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(幅×高さ×奥行):6.5×7.5×0.3
ここにいるよ いつだってここにいるよ。きみにはどんなひとりごとがきこえてくるかな…
元高校教師による命のバイブル。モテル男になる秘訣、スランプに陥った時の対処法とは…etc.読者自身が答えを導き活用できる、「気づきとヒントの本」。
西都に残る人たちと別れ、一年ぶりに中央に帰ってきた猫猫たちは、また以前の仕事に戻る。蝗害、西都のお家騒動からようやく離れることができて、平穏な日々が戻ってくるかに思えたがー。猫猫が帰って来てもまだその友人たちに居候されて困る羅半。上司のげんこつを食らいながら、毎日おもしろそうなものを探す天祐。面倒くさい客の相手をしながら、どのように技女を引退するかを考える女華。弟の恋についてあれこれ画策する麻美。お嬢さまの心境に不安しかない燕燕。言動と心境にずれが生じ、ちぐはぐな行動ばかりしてしまう姚。蝗害の災禍にたった一人立ち向かい、生きて西都に戻った羅半兄。西都でも中央でもそれぞれ違う人生があり、皆が皆、自分なりの悩みを抱えて生きていた。