この今を生きている私の『生き様』。全国どこにもあるような田舎町・島根県浜田市からの発信。
粋な下町・深川に開店して四十二年。還暦を過ぎても、癌になっても、今日も元気に付け場に立つ。生粋の江戸っ子板前が明かす。面白くてためになる寿司の楽しみ方。
オレにとっては、言葉もプロレス。世界一性格の悪い男の主張。「プロレス」を「人生」に置き換えて読めば、自己啓発本。「プロレス」を「ビジネス」に置き換えて読めば、ビジネス書。
敗戦後六七年…、海軍上等飛行兵として終戦を体験した、あのとき一五歳の、百里海軍飛行隊での武装解除という仕事のやるせなさ。情けなさ。敗戦の責任は痛感した。今、著者は八十一歳の九九翁となってこの場所にいる。連れ添った妻は昨年の一一月一一日、一〇八日入院の後、七八歳で亡くなった。著者は空虚の中でこの旧稿、敗戦後五〇年の節目の覚書あるをふと思い出し筺底から取り出し、埃を払って出版することにした…。