捨て猫の「ボク」とその家族ー小さないのちと別れ、愛と再生の物語。第27回新風舎出版賞奨励賞受賞。
徒然に眺めた世情、風情、人情を軽妙にのびやかに自由句に托して詠んだ感懐を誘う一冊。
日々の中にある、ささやかで小さくてあたりまえのような、大切なこと。それはみんな、人間らしくて愛おしい。
ケアマネジャーとステキな紳士・淑女たちとの触れ合いを描いた小説。
ATRはわずか設立15年にして情報通信に関する研究開発の“世界のCOE”に成長した。この驚くべき成功は、葉原さんの卓越した研究マネージメントがあって初めて可能だった。本書にはその葉原さんの人柄と哲学が強くにじみ出ている。研究者と研究管理者にとって必読の、また学生諸君の教養の書。
今様徒然草ー。サードエイジと呼ばれるひとりの男の心に浮んだ“よしなごと”をつづったエッセイ風小説。60代、男の歳時記。
園庭から眺める子ども達の姿、散歩の途中で出合った草花たち、読み進めるうちに心を動かされる本…。保育園園長を務めた著者が、おりおりに感じた気持ちを温かく綴るほのぼのとした味わいのエッセイ集。
地元の大学に入学した年、放送部に入った私は、あるとき地元放送局の三十分番組を任されることになった。インタビュー、脚本書き…。夏休み中、部室に通いつめて準備に没頭していた私に優しく声をかけてくれた先輩に恋をした。思いはつのるばかりだが、その思いは空回りを始め、部屋に閉じこもるようにー。やがて拒食と過食の症状に悩まされることに。時は流れ、元気になって東京で働いていた私は、妻子ある人と付き合い、大人の恋も経験。「あれからの私の人生をぜひ伝えたい。好きだったあなたへ」。
日々の小さな感動を筆先にしたためて。伝えたいことは何ですか、伝えたい人は誰ですか。美しさと温もり、やさしさにあふれた、木原順の絵手紙の世界。
朝から晩まで、そして学校や仕事などで思い浮かんだことをすべて英語で言えるように、ネイティブの心のつぶやきを大量に収録。自然でカジュアルなフレーズは、英語ブログや日記、ツイッターにも最適。すべてのフレーズをCDに収録。