家族生活の基本的な問題を、社会学の立場から分かりやすく説いた好評書の最新版。本書では家族の個人化、少子化、高齢化などの現代家族の動向を踏まえて、子どもの養育や高齢者介護、社会的支援の問題などの項目を加えるとともに、図・表も最新のデータを盛り込んで入れ替えるなど新しい研究成果を取り入れた。また、半期制授業にも対応できるよう全面的に内容を見直し、現代家族社会学の基礎を学べるようにした。
「結び目の性質やその分類とは?」「結び目が本当に結ばれているのか、あるいはほどけるのかを判断するには?」「結び目の複雑さをはかる方法は?」本書は、これらの疑問に答える結び目の数学の基礎理論を、やさしく解説している。多くの図版を用いて、適宜、結び目理論の研究の歴史や最新の成果を盛り込みながら、基礎概念を丁寧に解説する。さらに、生物学、化学、物理学等への結び目理論の寄与についても述べている。豊富に挙げられた練習問題は、これらを実際に解くことにより結び目に対する幾何学的な感覚が身につき、しかも未解決問題も用意されているので、数学研究の最先端にもふれることができる。結び目の数学に関心をもつ学生、研究者にとって、基礎から学ぶことのできる絶好の入門書である。
アイヌ民族、近代の歩みと言論の記録集。
本書は、プラント設計の現場でブラックボックス化されつつある化学工学をある程度透明にすることと実務面で要求される縦糸的な化学装置設計の理解とを目的としている。さらに、装置を発注する生産者側のエンジニアにプラント設計の中身を理解することの必要性を認識してもらうことをも意図している。著者の長年の実務経験と大学での講義経験を生かした内容は他に例をみないもので、大学の3年以上、大学院学生のテキスト・参考書、企業での新入社員教育や初級技術者の教育に最適の書である。
ノストラダムスが死の直前に書き遺し、以後、一度も公開されなかった四行詩篇を新発掘!従来の予言をはるかに上まわる、その衝撃内容をつぶさに紹介した話題騒然の一書。
物語が書き始められて14年目、最後の幼犬士が出現。ここにようやく孝・義・忠・信・悌・礼・智・仁のそれぞれの珠を持つ里見家名代の八人の犬士が出そろった。奇想天外な物語はさらに続く。四十数年前の結城落城に際して討ち死にした里見季基を弔う大供養が行われ、関東管領扇谷定正から安房国里見家を救うために、不思議な縁のもと天命の糸で結ばれた八犬士がいま立ちあがる。虚と実、伝奇と伝記が見事に冥合。
赤字28兆円の戦犯は誰だ!借金漬け日本の体質改善はできるのか。国民にツケを回すな。本書は、気鋭のジャーナリストが旧国鉄債務の原因と責任を徹底追及し、借金漬け国家日本の体質改善と土建政治構造への改革を訴えたものである。
日本とはどういう国か日本人とは何者か。「街道をゆく」における思索の道筋を追った、壮大な紀行ドキュメント!本書には、NHKスペシャル「街道をゆく」の第三回「北のまほろば」と第四回「南蛮のみち」の取材記が収められています。
親元を離れて寄宿生活を送る息子ピーターに身辺の種々の出来事を書き綴った手紙を送り続けた父の壊しくも深い愛情。父と子の絆が切れていまった現代日本に贈るメッセージ。
校庭をはじめ、空き地、道端など、身近なところに普通に見られる雑草を対象に、雑草229種、コケ植物21種、地衣類5種を収録し解説したハンドブック。学名索引、和名索引付き。
現代東京版・お江戸散策ガイド付き!江戸風俗研究家、杉浦日向子が語る江戸庶民の心豊かな暮らしぶり。
「アイヌ新法」成立以降を検証する-。「ことば」こそ民族の証-アイヌは民族としての自文化をどう次代に伝えていくのか。アイヌ文化の保存・伝承には、いかなる施策が求められているのか。多文化時代の共有財産である「アイヌ文化」の意義を探り、現在の課題を議論、報告する。
和穂と殷雷は、欠陥宝貝回収の旅の途中、食堂で、同じ欠陥宝貝である恵潤刀や塁摩杵と鍋をつついていた。「カニ、カニ、カニィ」まだ歳端もいかない少女に見える塁摩が嬉しそうに笑う。鍋を前にして大げさに悩む振りをする殷雷に付き合いながら、和穂たちは楽しい団欒の一時を過ごしていた。しかし、そんな団欒の時を一人の男が破った。意味不明の叫び声を上げ、男は殷雷に殴りかかる。その男を殷雷は苦もなく捕まえるが、男はこの世にいるはずのない妖怪に操られていた!もしかして、これも宝貝のせい!?地上に散った欠陥宝貝が大騒動を巻き起こす、絶好調の中華風異世界ファンタジーシリーズ第7弾。