オモシロくて、なつかしい!手づくりカメラの入門ガイド。ピンホールカメラは、“レンズのない”不思議なカメラ。カメラ作りから現像・ヤキツケまで、すべて自分でやってみよう。
寺山修司の薫陶を受け、唐牛健太郎(60年安保、全学連委員長)を看取ったがん専門医が、多くの終末期患者から学んだ、生と死のランドスケープ〜風景〜。
スリランカを経て東南アジアに広がった上座仏教。ブッダの教えの原型が今なお人々の暮らしの中に受け継がれているミャンマーとタイ上座仏教の国々の現在。
16世紀なかばの神聖ローマ帝国(現在のドイツ)。古い城下町・ノイレーヴェシュタットの領主の家に待望の男の子が生まれた。金色の巻毛に蒼い瞳を持つこの子の名はミハエル・フォン・バルバロッサ。父、母、そして年のはなれた姉の寵愛を受け、彼の前途は幸せにみちあふれたものであるはずだった。しかし伯爵家を滅さんとする人物が、長い年月をかけて幾度となく魔の手を送り込む。愛する者たちを失ったミハエルは、禁断の未知なる力を覚醒させてしまうのだが…。
京都にある風俗博物館では、展示内容を一新して、『源氏物語』の中で光源氏が自分の理想を求めて造った六条院の建築を四分の一の大きさで制作、物語の登場人物を設定した人形や調度を配置して、六条院の華やかな世界を具現した。この本はその展示解説を兼ね、具現模型を使って『源氏物語』の名場面を再現しながら、平安貴族の風俗や生活、文化を紹介した。
本書は、核燃料サイクル施設の、破綻の現実を分析する。
明治時代の近代文学の夜明けで、坪内逍遙先生が『小説神髄』で果たした如く、混迷する平成のヒーロー達に告げる『ヒーロー神髄』。ヒーローに涙したもの、ヒーローを志すものよ、受けとめよ、この熱き思いを!仮面ライダーV3、アオレンジャー、快傑ズバット、ビックワン4大変身ヒーローを初め、様々なヒーローを演じ続けてきた男、宮内洋が、胸に秘めた熱き思いを初めて披露する。
誰もが感じる近代の行き詰まり。…その流れをどう変えようか。4つのキーワードをヒントに、粋人たちが語り合う天地人三才が和楽する世界のありよう。
鎖国日本に西欧文明の光を当て続けた唯一の国オランダ。自ら創り出した国土の上に成り立つ豊かで健全な「市民国家」。今再び、暗闇に包まれた平成日本の明日を照らす光源はオランダの中にある。NHKスペシャル「街道をゆく」の出版化。
3次元の世界における幾何学の豊饒さ、および幾何学とトポロジーのはかりしれない強い結びつきについて詳しく説いたオリジナリティあふれる解説書。前半では、多様体とその幾何構造について例を示しながら直観的に解説し、後半で、形式的な定義および基本的性質について数学的に詳述する。
「権利が満たされているにもかかわらず、魂は恥辱にまみれている」人びとがいるのはなぜか?人には、愛情と尊敬をもって遇されたいというニーズがあり、また精神的慰謝や帰属感に対するニーズもあるが、それらは単なる「権利」によって満たされるものではない。「見知らぬ他人」のそういったニーズに応えること、それは「役所の仕事」なのだろうか?著者は、聖アウグスティヌスからルソーにいたる人間的ニーズの変容をめぐるヨーロッパ精神史の再解釈をとおして、福祉国家において人びとが品位をもって「共に生きる」ための条件を浮き彫りにする。市場教の神官サッチャーによる改革がもたらした荒涼たる英国社会の風景の中で、しかも「頑固にリベラル」をつらぬきながら。
学生、OL、人妻と風俗嬢を両立させる女たち。