日本を「希望の国」にするには、どうすればよいかー。やっぱり、人だ。人こそ最大の日本の資産なのである。新政権も、経団連も、個々の政治家や経営者も、そのことを肝に銘じなければならない。「強い日本」には強いリーダーが欠かせない。日本のブランド力を高めるのも人だ。人の可能性を引き出し、生かすシステムや組織をつくろう。国の強さ。それは国民一人一人の強さの総和で決まる。
映画主題歌となりヒットした詩情あふれる(7)を含む3作目。ずっしりとした重量感がありながら表情は穏やかなバラードの(1)、小田和正がコーラスで参加したフォーキーな(5)、サウンドがみずみずしい(8)、ポップかつメロディアスな(9)、ファンク風味の(11)など粒揃いの傑作。★
椎名が作詞&作曲、斎藤が編曲&指揮で、ほとんどを制作。いわゆるロックの楽器も使われたが、オーケストラを背に椎名が歌う作品で、ゴージャスなポップス、いや歌謡曲と言いたい聴きごたえ十分の出来だ。芸風が広く、彼女のヴォーカルもベストの一枚。★
『彩風の音』(2005年)以来、オリジナル盤としては5作目に当たる。聴き手にそれぞれの故郷を感じさせる純で伸びやかな歌声が最大の魅力だが、今回は槇原敬之が書いたTV『浅草ふくまる旅館』の主題歌や、特別にアンドレア・ボチェッリとの共演曲も収める。
1975年、書店界に風雲児が登場した。ベストセラーを売るように大量の思想書を積み、曲線と山型の書棚には世界の尖端があふれていた。「ひと」と「文化」を武器に旋風を巻き起こした個性派書店「池袋リブロ」の時代をその現場を担った著者があますところなく描き出す。
故郷長州を追われた壬生浪士・佐伯又三郎。彼は隊内の間者なのか-。芹沢一派の駆逐を謀る土方歳三。芹沢たちは、大和行幸を企てる浪士集団と通じているのか。近藤派の相撲興行の思惑は?斎藤一は何者か。歴史が動いたその時に、井上源三郎は巻き込まれながら「謎」を追う。時代のからくりの謎に挑む、新境地の新撰組書き下ろし長編小説。
林立する超高層ビル群の下、路地は奇想の森と化していく-『闇のなかの石』(伊藤整文学賞)『群衆』(読売文学賞)『日光』の著者が放つ連作「掌篇小説」全41篇。
「シートベルトの締め忘れで即死?叔父に限ってありえない!」親代わりだった人の事故死を悲しみながらもアレックスの明晰な頭脳と運動神経はフル回転、解体工場に忍び込み弾痕だらけの叔父の車を発見。翌日叔父の勤務先から呼び出された彼に、さらに驚愕の事実が突きつけられる。「叔父さんは我国の特殊工作員だった。今度は君が手を貸す番だ」14歳の少年スパイ、アレックス誕生の第1弾。
午歳夫婦の山あり谷あり、相変わらずの泣き笑い。夫の放蕩、妻の折檻、浪花の夫婦、今度は九州へ。別府の地で暮らすあの蝶子柳吉、その後はいかにー織田作之助の『夫婦善哉』には続きがあった。幻の続編。
神島の屋敷で、突如桐子の前に現れた刺客。その者が気になる言葉を残したことから、桐子は敵の情報を探るべくある試みを思いつく。その為に必要な人物は武見勇太ー。しかし、弟に代わり志郎が桐子の前に現れて…!?思わぬ展開ながら試みは成功し、明らかになる衝撃の事実と、青い目の魔人乙夜の存在。様々な断片が結びつき、見えてくる真実とは?錯綜する思惑の中、ついに桐子と鬼達が動き出す。
2009年、あなたの運気をアップする幸せの法則。恋愛・結婚・仕事・金銭・健康…がすべてわかる。特集・運の代謝を上げるダイエット風水術。
「結婚なんてこんなもの」とあきらめている方、「虫が好かない亭主を変えてやりたい」とイライラしている方は、視点を変えて夫婦仲をラブラブにするという目標を設定してみてください。大幅に変われるかどうかは、チャレンジするあなたの気持ちしだいです。今さら夫婦のことなんて…とバカにする前に、まずは本書を開いてみてください。
じゃ、やってみますか。ブログで書いたあれやこれやをぎゅうっと詰めた第二弾。
魔族に捕らえられてしまったセロとフィノ。西天将・ルナスティアは、フィノの“魔族化”をほのめかし、セロを仲間に引き込もうとする。そんなセロ達を救うため、アルカインは城へと急ぐが、合流したホークアイは、彼に撤退を提案する。その理由は、王都の上空に見えた黄金の鳥ー一方でルナスティアのもとにも、その時、招かれざる客が訪れていた。不利を承知で城に潜入したアルカインは、果たしてセロ達を無事に救出できるのか。そして、西天将・ルナスティアとの決着のゆくえはー?人気シリーズ第5弾。王都奪還編クライマックス。