本書は、測度論を基礎におくエルゴード理論を用いた解析的力学系理論の最近の展開を紹介・解説した書である。幾何的な方法を用いた力学系理論は豊かな結果をもたらしているが、それだけでは取り扱うことができないものに「非線形現象」がある。それに有効な方法として解析的手法の力学系理論が生まれた。最近では両者の関連もあきらかになってきており、その融合のもと新たな「収穫」が期待されている。なお、本書では読者の理解を助けるために、議論を2次元ユークリッド空間上で展開している。また測度論、確率論の初歩からの解説もくわえる。
高位のつくも神シャナイアと兄弟の契約をむすんだ少年風雅。柿右衛門の壺をめぐる騒動の中で、ふたりは壺に宿るつくも神の意外な姿を解き明かしていく。そして両親の行方は。
70歳の今も真っ赤なカマロを走らせるグランマは、ガスステイションで働く孫の志郎の、ままならない恋の行方を静かに見つめる。ときに甘く、ときにほろ苦い、恋と人生の妙味が詰まった小説6粒。谷崎賞受賞。
画家の人生と創作の秘密に迫る“8つの扉”を開け、印象派の巨匠が遺した美の遺産に最接近!再接近。
自分の好きな色や画材を使って彩色し、オリジナルのポストカードを仕上げてみませんか?メッセージを添えて誰かに送ったり、部屋のインテリアとして飾ったり…塗り絵は色を選んだり指先を使うので、脳の活性化にもとても効果的です。また、お手本となる原画もそのまま切り離してポストカードとして使用できます。
本書は、著者自ら考案した体積力法の基盤から応用までを、体系的にまとめた初めての成書である。本書では、まず、体積力法の理論的背景について解説し、次に、弾性学の簡便な計算例を、プログラムを載せて説明する。さらに、応力集中問題や弾塑性問題など、応用面への適用例について述べ、数値解析上有用な、多くの考え方を示す。そして、実用問題において重要な、応力場の強さを評価する方法の物理的意味について説明する。
環境博として成功を収めたとされる「愛知万博」。しかし、その盛り上がりの影で愛知県の財政は逼迫をきわめ、しわ寄せは教育予算の大幅な削減へと向けられた。万博、中部国際空港開港に象徴される“元気な愛知”の真の姿とは…。
江戸文人の風雅を生き、生涯、街歩きに淫した人。
少女はおばあさんになったけれど、詩の心は凛としてみずみずしい。神沢利子、10代から80代の未刊の少年・少女詩を収録。
スケッチブックを持って出かけよう!デッサンの上達は描くこと。多数の作例で描き方をマスターする今日から始めるデッサンの旅。
おとこのこのペーテルとおんなのこのノーラがにんぎょうげきをみにいきます。いつみられるのかな?それはあさってです。それまで、あとなんかいねればいいのかな?1にちはどれくらいかしっているかな?そして1にちにはなまえがあるのはしっている?ペーテルとノーラはにんぎょうげきをみられたのかな?このほんをよめばぜんぶわかるよ。よくちゅういしてよんでね。