23歳の山田青年が過ごした激動の1年を克明に記した日記文学の最高峰。山風作品に通底する人間観が垣間見える貴重な一作。昭和20年の記録。
高齢者にも見るだけでわかる。このポイントを知るといつも食べている料理がみるみるおいしく安心して食べられる。
『万葉集』は単なる日本最古の歌集(文学作品)ではなかった!「恋」の歌は本当は「政争」の歌だった!天香具山の歌に秘められた持統天皇の野望とは?『日本書紀』が抹殺した「本当の歴史」を読み解く。
宇佐八幡の託宣を持ち帰った和気清麻呂によって、皇位を狙った道鏡の野望は阻止された。道鏡を寵愛した称徳女帝も重病に臥し、この機に乗じて藤原一族が復権をかけて動き始める。奈良朝に、陸奥に、真の平和は来ないのか?権力をめぐる新たな野望と暗闘に、道嶋嶋足、物部天鈴ら蝦夷たちは…。「立志篇」「大望篇」「天命篇」と書き継がれた著者会心の歴史大河ロマン第四弾、待望の文庫化。
財閥の若き当主が老富豪の美人妻に目をつける。夫を死においやり、彼女を監禁して、調教を始める……。団鬼六の代表作を映画化するシリーズ第3弾。前作までの杉本彩に代わって、小向美奈子が体当たり演技を見せる。
創作に大きな影響を与えた、自らの少年期や戦中派としての青春期の思い出。ペンネームや処女作にまつわる山風誕生秘話。思わず笑いを誘う軽妙洒脱な身辺雑記に自著の周辺のこと。傑出した日本文学論と江戸川乱歩、横溝正史を始めとする名だたる作家たちとの交流記など…。諧謔と明晰さを兼ね備えた筆致から、著者の卓越した着想の一端をうかがい知ることができる一冊。奇才の頭の中を凝縮した山風エッセイ集の代表的作品。
世界人気No.1風水師、リリアン・トゥーの風水ハンドブックが遂に日本上陸。「幸運・富・成功を呼ぶ」風水の秘訣満載。風水でつくろう。あなただけのパワースポット。
「七兵衛…」小間物屋『岩城屋』に付け火をし、青柳剣一郎に捕らえられた男・伝蔵が呟いた名。店を辞めさせられたことへの逆恨みの所業だとして伝蔵は死罪となるが、剣一郎は正体の分からない「七兵衛」と『岩城屋』に秘密があるのではないかと疑念を抱く。やがて、伝蔵に関わる人間も相次いで殺され、剣一郎にも刺客の手が…!シリーズ最高潮の十七弾。
告訴・告発のしかたから起訴後まで、刑事手続きの仕組み、そこでの対応法や問題点、また、新たに導入された裁判員制度とその問題点も解説。被疑者やその家族の立場から、まさかの時の刑事事件お助けガイド。
「一月六日フーセツ全身硬ッテ力ナシ…」。凍える指先で綴られた行動記録は、やがて従容として死に就こうとする者の遺書へと変わってゆく。動けなくなった岳友の傍らで死を覚悟し、壮絶な手記を残した風雪の槍ヶ岳北鎌尾根に逝った松涛明。彼が残した珠玉の紀行とエッセイを再編集し、解説を加えて現代によみがえらせた『新編・風雪のビヴァーク』がついに文庫化。
出産のために離れて暮らす母親のことを想う5歳の女の子の素敵なクリスマスを描いた『サンタ・エクスプレス』ほか、「ひとの“想い”を信じていなければ、小説は書けない気がする」という著者が、普通の人々の小さくて大きな世界を季節ごとに描き出す「季節風」シリーズの「冬」物語。寒い季節を暖かくしてくれる12篇を収録。
第9集は、日本の楷書と行書の名品“楽毅論・風信帖・潅頂暦名”を渉猟する。
時は寛永9年。三代家光の治世である。大老土井大炊頭の近習・椎ノ葉刀馬は、御公儀忍び組に関する秘命を受ける。伊賀・甲賀・根来の代表選手を査察し、最も優れた組を選抜せよというのだ。妖艶奇怪この上ない忍法に圧倒されながらも、任務を果たす刀馬。全ては滞りなく決まったかに見えたが…それは駿河大納言をも巻き込んだ壮絶な隠密合戦の幕開けだった。卍と咲く忍びの徒花。その陰で描かれていた戦慄の絵図とは…。公儀という権力組織を鮮烈に描いた名作。
ワークブック形式で楽しくラク〜に練習すぐにツカえる!えんぴつやボールペンなどでは描けない味わいのあるライン。少ない線で完成するので、あっという間。急ぎのカードにもササッとデコレーション。かすれたり、筆圧の強弱も味のうち。失敗なんてありえない。あなたの描いたイラストが、生活の中の小物やギフトを生き生きと彩ります。
自然の美しい風景から鄙びたあたたかみのある景色まで日本の四季折々の旅情溢れる絵を11点収録。