妻を娶り、二人の子を生した宗達は、名門公卿の烏丸光広に依頼され、養源院の唐獅子図・白象図、相国寺の蔦の細道図屏風を制作する。法橋の位を与えられ禁中の名品を模写し、古今東西のあらゆる技法を学んだ宗達。盟友が次々に逝くなか、国宝・関屋澪標図屏風、重要文化財・舞楽図屏風を描いた天才絵師は、国宝・風神雷神図屏風で何を描いたのか。
扇屋「俵屋」の養子となった伊年は、醍醐の花見や、出雲阿国の舞台、また南蛮貿易で輸入された数々の品から意匠を貪っていた。俵屋の扇は日に日に評判を上げ、伊年は「平家納経」の修理を任される。万能の文化人・本阿弥光悦が版下文字を書く「嵯峨本」「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」下絵での天才との共同作業を経て、伊年の筆はますます冴える。
ドイツが誇るシンフォニック・メロディック・スピード・メタルの雄、ブラインド・ガーディアンが放つ3枚組ライヴ・アルバム!
重厚なコーラス、スピーディに展開されていく楽曲、幻想的な歌詞、静と動が激しくぶつかり合う興奮のライヴ!
珠玉の22曲にジャーマン・メタルの真髄をみた!
世界有数のメタル大国であるドイツにおいて、デビュー以来30年近くも第一線を走り続けている、ジャーマン・メタルの大ベテラン、
ブラインド・ガーディアン。メロディアスでありながらもスピーディでパワフル、アグレッシヴな楽曲で、多くのファンを魅了し続けてきた。
ブラインド・ガーディアンの前身であるLUCIFER'S HERITAGEは1984年に結成されている。
そして2本のデモ・テープを制作し発表すると『METAL HAMMER』誌に絶賛され、バンドは新たな可能性を求めてバンド名をBlind Guardianに改名。
この時点でメンバーはハンズィ・キアシュ(Vo&B)、アンドレ・オルブリッチ(G)、マーカス・ズィーペン(G)、トーメン・スタッシュ(Dr)に固まっている。
2005年にトーメン・スタッシュが円満脱退。ヴォーカルとベースを兼任していたハンズィ・キアシュは1998年以降歌に専念しているため、
ライヴではサポート・メンバーがベースを担当しているものの、デビュー以来ほぼおなじメンバーで続いている。
1987年、No Remorseと契約し、翌年1stアルバム『バタリアンズ・オブ・フィア』を発表。1989年の2nd『フォロー・ザ・ブラインド』に
カイ・ハンセン(ガンマ・レイ)が参加、2曲でリードギターを弾き、歌まで披露したことによって日本のジャーマン・メタル・ファンにも
広く名前が知られるようになった。日本では1990年にリリースされた3作目『テイルズ・フロム・ザ・トワイライト・ワールド』でデビューし、
すぐに評判となり高い人気を獲得。1992年末には初の日本公演を行い、この時の模様はライヴ・アルバム『トーキョー・テイルズ』(1993年)として発表された。
以来、長きに渡り日本のメタルヘッズからも熱い支持を受けている。
本作は2015年に行った欧州ツアーの各公演をライヴ・レコーディングしたものである。その中から、定番曲や新曲のほか、
これまでライヴではほとんど演奏されなかった楽曲も含め、全22曲を厳選して収録されている。
荘厳なコーラスをフィーチュアした10thアルバム『ビヨンド・ザ・レッド・ミラー』(2015年作)収録の「ザ・ナインス・ウェイヴ」で劇的に幕を開け、
続いて2nd『フォロー・ザ・ブラインド』からの「バニッシュ・フロム・サンクチュアリー」の疾走感で酔わせる。
かと思えば、『ナイト・アット・ジ・オペラ』(2002年)から大作「アンド・ゼン・ゼア・ワズ・サイレンス」といった
緻密な楽曲もパーフェクトに再現されている。
冴えまくるアンドレ・オルブリッチの印象的なギターソロ、欧州のオーディエンスだからこその見事なシンガロングなど、
スリリングな演奏と観客の熱気が全編に渡り漲っている。もちろん、「ヴァルハラ」、「マジェスティ」、「ミラー・ミラー」といった定番曲も収録。
楽曲の起伏とメロディをドラマティックに融合させながら、静と動を激しくぶつけ合い、新旧織り交ぜショウは進行していく。
激しくも熱い、ジャーマン・メタルの理想形とも言うべき彼らの魅力がギッシリと詰まったファン必聴の3枚組である。
【メンバー】
ハンズィ・キアシュ(ヴォーカル)
アンドレ・オルブリッチ(ギター)
マーカス・ズィーペン(ギター)
フレデリク・エームケ(ドラムス)
サーフィンの夢を諦め、バリ島から香港を経由し、流木のようにマカオに流れ着いた伊津航平。そこで青年を待ち受けていたのはカジノの王「バカラ」だった。失った何かを手繰り寄せるようにバカラにのめり込んでいく航平。偶然の勝ちは必要ない。絶対の勝ちを手に入れるんだー。同じくバカラの魔力に魅入られた老人・劉の言葉に導かれ、青年の運命は静かに、しかし激しく動き出すのだった。痛切な青春小説にして、究極のギャンブル小説。
「俺が死んだら、あいつを女房にしてやってくれ…」死にゆく仲間に頼まれて、“男"寅さん一世一代の大決心!
柴又小学校同窓会の招かれざる客となり、“とらや"へ戻って悪態三昧の寅さん(渥美清)は、傷心の想いで再び旅へ…。
冒頭の夢(寅さん版『愛染かつら』?)の後、いつものように幕を開けるご存知『男はつらいよ』シリーズ第28作だが、
その後が一味違う!今回は家出娘・愛子(岸本加世子)が寅さんに憧れて、ともに旅をしながらフーテン修行。
時にはサクラも務めて、おかげで寅さんの商売も大繁盛!?
そしてさらに、何と寅さんは病気のテキヤ仲間(小沢昭一)から、
自分が死んだら妻の光枝(音無美紀子)を女房にしてほしいと頼まれてしまうのだ。
約束ゆえか愛ゆえか、今度こそ想いを叶えようとする寅さん。
しかし、一見柔和だが彼女もまた“渡世人の女房"だった女であった…。
そう、今回は自由で寂しい渡世人の悲哀が改めて示されるという、秀逸なエピソードなのである。
人は誰でも自分の中に金運=豊かさを生み出す運気をもっています。今、豊かさを実感できない人は、それを引き出せていないだけ。お金との付き合い方を見直し、よいコミュニケーションをとることができれば、お金に好かれるようになり、この先、決してお金があなたから離れていくことはありません。
ーかつてその世界において“賢者”とまで称されながらも、『魔法戦闘に最適な紋章』を求めて未来へ転生したマティアス。結果として無事に念願の紋章を手に入れられたまではよかったが、未来においてその紋章はなぜか「失格紋」と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。そればかりか、時代が進んだにも拘わらず、魔法理論も退化してしまっていた。低レベルな魔法理論が跋扈する未来の世界。魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、魔法理論さえも退化させられていた陰に、魔族の陰謀を感じ取ったマティアスは、王立第二学園のクラスメイトで「栄光紋」を持つ少女・ルリイや、「常魔紋」の持ち主アルマとともに、王様やドラゴンまでも巻き込んで、次々に魔族を倒していくー!!
地の果てへ流された神霊。「国譲り」はなかった。古き民は、新興国家ヤマトとの抗争に敗れて三輪の地を追われ、山背へ、そしてイヅモへと追いやられたのだ。『古事記』の出雲神話は何を隠蔽しているのかー。最大の謎の神・オオクニヌシを解明する、戸矢史観の到達点。
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