喫茶は中国で始まった。茶葉(茶樹の葉)の飲料としての利用は、摘み採った茶葉をすぐに加熱し、発酵をおさえることによって可能となった。著者はこの重要な事実に注目しつつ、歴史家としての立場から文献史料の精査の上に立って、喫茶が中国の戦国時代〜漢代に始まり、以後唐代へかけて普及したことを明らかにする。
「今の私たちを取り巻く環境を考えたら、とても恐ろしくて子供なんて産めない」-コピーライターの中島瑞穂は、常々そう思っていた。夫である貴志も、同じ考えだった。でも…。子供はやっぱり作った方がいいと思う、でも環境問題を考えると二の足を踏む、現在を生きる私たちに共通する悩みを、等身大で描く。
本書は、『中国茶文化と日本』(汲古書院、1998年4月刊)刊行後、中国茶文化史について諸誌に寄稿したものを一書にまとめたものである。
中国四千年の歴史と広大な大地が育んだ中国茶には、驚くほどのバラエティーがある。一杯のお茶から広がる世界を知るための、恰好の入門書。
耐水性だから、水に濡れてもお湯につかっても大丈夫。実践的な会話フレーズを多数掲載。発音、使い方のコツも、わかりやすくアドバイス。