「素直にないてみろよ、遙」傲慢にして最凶の男・千住組組長の柾鷹と再会して三年。柾鷹を想いながらも、柾鷹に支配され、蕩けるほどの快楽を与えられるばかりの日々から逃れるため、アメリカ留学を決行した遙。が、すぐに探し当てられてしまった遙は柾鷹の部下に目隠しをされ、電話越しに響く淫らな柾鷹の声と、身を貫く逞しいモノに羞恥も忘れて喘がされてしまいー!?超人気シリーズ、新作書き下ろしストーリーを加えて登場。
鱗一枚おろそかにしない驚異の筆づかいー。生きた魚を活写した極上の博物図を集成。
記憶の中のミラノには、いまもあの霧が静かに流れているー。ミラノをはじめ、各地で出会った多くの人々を通して、イタリアで暮した遠い日々を追想し、人、町、文学とのふれあいと、言葉にならぬため息をつづる追憶のエッセイ。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
マッドサイエンティストたちの世界を股にかけた冒険の成果!奇妙な未確認生物の数々!A.ヒロポンスキー博士、あるいは多々良蝶介博士等が生涯を賭して追い求めたドラゴン、悪獣、奇異な魚群。
「将軍家に尽くすべし」という会津藩『家訓』や「ならぬことはならぬものです」という『什の掟』の厳格な教え。それに従い、利代は九歳の駿が数学に打ち込みたいのを知りつつも、会津武士として厳しく育てた。やがて尊王攘夷が倒幕へと傾き、薩長が官軍と称して会津に押し寄せる中、十六になった駿は白虎隊に身を投じる。利代は駿に死ぬ覚悟をつけさせるべく、己のなぎなたで徹底して稽古をつける。藩主のために命を捨てろと、利代は心を鬼にして我が子を戦いに送り出すが…。会津に生きた母と息子の強い絆と鎮魂の物語。
北海道のアイヌ語地名辞書、現地調査と旧記・旧図とともに約2000項目の地名を解き明かした辞典。地名は北海道の海岸を石狩川の河口から時計回りの順で配列。片仮名のアイヌ語表記を見出し語とし、各項目は地形の解説と語意、これまで立てられた地名の説、アイヌ語の語義を含めた解説などをしている。地形の略図を添付し、巻末には片仮名とローマ字による地名の索引を付す。
プリントでもインスタでも映える!光を生かした構図、撮り方、見せ方。どんな自然も絶景になるネイチャー写真最強の教科書。
硬質な美貌と洗練された物腰から「クールノーブル」の異名を持つ俳優の野田司は、鬼才と謳われる映画監督・木佐と身体の関係にある。始まりは6年前、木佐の作品に野田が抜擢されたのがきっかけだった。木佐の才能に心酔し、いつしか心までも奪われていた野田。望むのは、いつか来るだろう木佐との別れの日が少しでも先であってほしいということだけ…。恋人ではなく、奔放な木佐のきまぐれで抱かれることに満足していたはずだったがー。
クズ・イタドリ・ヨモギ・ドクダミなどの野草。マツ・スギ・ヒノキ・イチョウなどの樹木葉。コンブ・ワカメ・ヒジキ・アラメ・ホンダワラなどの海藻類。これらを焼いて灰にして、さらに高温で加熱処理して、酸素を徹底的に取り除きマグマ化させたー著者はこれを「植物マグマ」と命名した。このミネラルバランスこそ、生命力を引き出す野生の還元力だった。
のびのびと生きるために!精神世界から見た心の特質を分析し、心の世界の構造とその働きを追求した一冊。
本書は、体を蝕む電磁波汚染をひとつひとつ取り上げ、そのメカニズムを解説するとともに、環境汚染のなかで暮らしていくためのアドバイスを、食事療法からサプリメントの摂取まで、具体的に提案する。増補改訂版では、健康影響に関する最新の研究データと分析を加え、改訂した。