澄んだ青空に、教会の鐘の音が鳴り響く。きょうから、あたしは広岡みか子。「浩介サンの奥さんです!」って胸を張って言える…はずはない。だって、あたしは男女交際厳禁の高校に通う3年生。バレたら、もちろん退学。大好きな浩介サンと一緒に暮らせるのなら、卒業まで秘密を守るくらい、へっちゃら。ところが、だれかが学校に密告してしまったからタイヘン。あたしに気がある海原くんが?それとも?結婚生活、早くもピンチ。
これ一冊で、究極のぎゅわんぶらあへの道へまっしぐら!ファミリーコンピュータぎゅわんぶらあ全登場24キャラクターを完全解説!自己中心的雀士への徹底ガイド。
わたしは超怪力の持ち主。でも17歳の女のコに、そんなもんあっちゃ困る。乙女のイメージが台無しになってしまう。神様に思いきり文句をいいたい。-どうしてわたしだけ、人にいえないようなバカ力なわけ?普通の女の子でいるため苦労してきたわたしなのに、その秘密を偶然、ひ弱な男の学生に知られてしまったのだ。
「いいかげんにしてよ!」まりあは激怒した。ミツコさんの胸ぐらを、むんずとつかもうとしたのに、つかめない…だって彼女は幽霊だから。ある日とつぜん、まりあの前に現われた彼女。30年前に死んだけれど、心配ごとがあって成仏できない。そこで天国へ行く手助けをしてほしい、って頼まれて、友達になってあげたのに、恩辺しどころかハッピー真っ最中のまりあの恋をぶちこわしにかかった。さあたいへん、恋の結果は天国?地獄?
「わたし、結婚するの!」親友の真弓の大胆発言に、裕子たちの瞳は…。そりゃぁ確かに六月の花嫁は女のコの夢だし、16歳になれば結婚だってできるけど、それってあんまり早すぎない?もしかして、真弓のハヤトチリとか、相手の男に騙されてるとか?そうだったら大変!裕子たちは大慌てで真弓の相手を捜しはじめた。ところが…。やっとつきとめたその男は、ナ、ナント裕子の憧れの君だった!まさか、そんなのって…。
「五月十六日『楽しく楽に』を最優先。不快、厄介、後廻し。楽々鈍でどんどん楽」-作家が手帳に記していた晩年の日録には、自身の老いを自覚し、見つめながら、限られた人生を最期まで豊かにしようとする姿があった。執筆への意気込み、友との交遊の楽しさ、家族への愛情、そして妻を亡くした悲しみなど、作家が世を去る三ヶ月前まで、九年間にわたって綴っていた感動の記録。