空を見るとき、私は空になる。神岡学写真集第2弾。
ヤンネは突然ぼくのまえに現れた。まっ赤な髪の毛をなびかせ、自転車に乗っていた。そばかすだらけの白い肌、女の子みたいにきゃしゃな体つきでも、「ヤンネ」という名の男の子だ。自転車の腕前も度胸も、ぼくたちの仲間の誰にもひけをとらない。ぼくにとってヤンネは、かけがえのない親友になっていくが、ヤンネの正体は謎につつまれたままだった。親も、住んでいるところも、そして名字さえもわからない。その上、ヤンネは、ときどき姿をくらましてしまう。そんなある日、ぼくは街角でデカから尋問をうけることになった。よりによって、ヤンネのことで…。ヤンネの正体をめぐって、物語は急激に展開する。謎が謎を呼び、最後には思いがけないどんでんがえしが…。現代スウェーデンを代表する作家の渾身の一冊。ニルス・ホルゲッソン賞、スウェーデン文学協会新人賞、ドイツ児童図書賞受賞。10代〜。
誰でも店は出せる!「自分の店」を持って、好きなことで暮らしていこう!無一文、未経験、コネなしから「自分の店」でメシを喰っていくための完全ガイド。
拓海が引っ越してきた古い家には、小さな屋根裏部屋があったんだ。屋根裏は拓海の秘密基地。だけどある日、突然ひいおじいちゃんのユウレイが現れて…!?海辺の街を舞台に、拓海と愛犬タロ、おかしなユウレイの活躍がはじまる。
明るさだけが取り柄の高校3年生花丸森写歩朗の部屋へ、ある夜1人の少女が飛び込んできた。ジルと名乗るその少女はなんと吸血鬼。あまりに現実ばなれした出来事に驚き恐怖する森写歩朗。しかし、吸血鬼狩りブラックウイナーに追われ重傷を負ったジルに同情し、かくまってほしいという彼女の願いを聞き入れる。こうして暮らしはじめた2人は徐々にお互いに惹かれていくが、人間と吸血鬼という種族の壁は高かった。思い悩むジルと森写歩朗。そこにとうとうブラックウイナーが現れた。果たして2人の運命は?そして恋の行方は…!?第4回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞作。
寅次郎はなぜあれほど民衆のなかに受け入れられたのか-天性の俳優・渥美清を大いに語る。
本書は、測量の基礎事項で、特に重要である項目を厳選して解説をし、実際の測量の具体的な事象を、基本問題・考え方・解き方で理解できるように配慮しました。
食事代は、自分でかせぐ働き者のラッキー。酒屋の「看板犬」シベリアンハスキーは、実験動物だったのです。…「迷い犬をあずかっています」ラジオで流れた情報を聞きつけて、やってきたトラックには「T大動物実験センター」の文字が…。これは実験動物を助けるために活動する人々の話です。小学校中学年以上向き。
月曜日の朝、僕の家のテラスにベジーシェクが降ってきた…。滑稽で奇妙、ちょっぴり悲しい7つの自伝的短篇集。クンデラをして「世界で最も多く翻訳されたチェコの作家」と言わしめた巨匠クリーマの大ベスト・セラー。
VIPだけが知っている秘密の花園や、かなりヤバイ闇の世界、あのお仕事の舞台ウラなど、覗きたくても決して覗けなかったさまざまな“アソコ”の内部に潜入。
マイルス、モンク、パーカー、ロリンズ、コルトレーン、そして、ミンガス…。全盛期の名ジャズメンの放つ熱気をまるごと受けとめていた著者。彼らの生きかたをまざまざとつたえる本書は、モダン・ジャズの黄金時代のまたとない証言だ。
かわいい子犬が京都の街を歩いて行く。トコトコ、トコトコ…ときには階段をころげ落ちそうになったり、雨の中をびしょぬれになったり、自転車にぶつかりそうになったりしながら…「いろんな命が生きているんだナ。元気で、とりあえず元気で、みんな元気で。」…このコマーシャルで世界的スターになったトリスの、だれもしらなかったさすらいの物語。小学校中学年以上向き。第1回「わんマン賞」童話部門受賞作品。
昆虫博士、ゲッチョ先生と生徒たちの好奇心あふれる教室、心温まる交流。