ラスコーの壁画、マチルダのタピストリーからボッシュ、ブリューゲル、シャガール、カンディンスキーまで、絵本の古典コールデコット、モンヴェル、グリナウェイから現代のムナリ、レオニ、長新太までー絵本の歴史と魅力を一望する画期的な絵本論。カラー図版多数収録。
美少女吸血鬼ジルと暮らす森写歩朗を、奇妙な外国人が訪ねてきた。彼の名はモンドー。手には「この人は命の恩人だ。よろしく頼む」という、父からの手紙を握り締めていた。超お人よしな森写歩朗は、父が受けた恩義に応えるため、モンドーに宿を提供することに。しかし実はこのモンドー、狂気の吸血鬼狩り集団ブラックウイナーがジル暗殺に放った刺客であったのだ!!といってもモンドーも、森写歩朗がジルと暮らしているなど、夢にも思っていなかったが…!?またまた炸裂のコテコテギャグと、ちょっと胸キュンなラブストーリー。待望の阿智太郎作品第2弾。
地方都市のぼろアパートの管理人として静かに暮らす僕が、木陰族の若者、元全共闘闘士、東京からおしかけたエリート?サラリーマン等と、侃々諤々大論争。この一冊で人生観が変わる?不景気と世相を笑い飛ばすギャグとペーソス。超絶技巧痛快辛口説法小説。
ささやかだけど、かけがえのないそれぞれの部屋、街の暮らし。東京、ニューヨーク、京都…アーティスト、学生、OL…64の部屋と出会いと、小さな物語。部屋をめぐる傑作エッセイ。
「黄金の国」アメリカで働く父さんとおじさんは、ぼくの憧れだった。アメリカはすばらしい国だ、アメリカで学べばぼくたちの国・中国を救うことができる、とおじさんはいっていた。でも十五歳になって、初めてアメリカへ渡ったぼくが知ったのは、父さんたちが「雪の虎」と呼ばれる厳寒の山脈のトンネル工事現場で、苛酷な労働を強いられていることだった。頻発する凍傷や事故死、アメリカ人より低い賃金、仕事をやめることすら許されない…「おじさんは嘘をついた」反発するぼくに、おじさんはいった。「おれの命に代えても、おまえをこの山から出してやる」やがてぼくがようやく厳しい労働に慣れ、仲間たちに受け入れられたのもつかの間、宿営地全体を脅かす雪崩の危機が追っていた…。十九世紀後半、アメリカ横断鉄道建設を背景に、苛酷な環境の中でも希望を失わず志を高く掲げる少年の姿を描く、心に残る物語。アメリカ・ニューベリー賞銀賞、コモンウェルスクスブ賞、カリフォルニア州図書館協議会賞受賞作。10代から。
泣き・笑い・ふれあい…子どもたちと父母・指導員がつくりあげた共同学童保育所つばさクラブの感動ライブを活写。
料理への熱い思いをこめて…目指すは「旨い!」のただ一点。独創の輝きと正統の迫力に充ちた「コート・ドール」の一皿一皿はいかにして誕生したのかー。現代最高のフランス料理を生み出す厨房のすべて。
本書は、日本のフランス料理界で独自のセンスを発揮する3人のシェフが、四季折々のアミューズとオードヴルを紹介します。
本書は、唐以後の各時代から、千首の律詩を選び、訳注を施した。また、時代別・作者別で、概ね作者の生卒に随って、五言・七言の順で並べた。
土星のリングは何でできている?星座の形は永遠に変わらないの?日本にいん石が落ちたことはあるの?など宇宙・星座に関するおもしろクイズがいっぱい!クイズに答えながらきみもふしぎワールドをのぞいてみよう。
土木工学の基本的な用語から専門性の高い用語まで、22800語を収録した土木用語辞典。配列は五十音順。日本語・英語・中国語・ドイツ語・フランス語の五箇国語対訳表、略語一覧、索引付き。
全国の巨樹・名木674本を紹介したガイド。地上約1.3メートルの位置で幹周りが3メートル以上を目安に全国の巨樹を紹介。名木の多い桜111本、樹齢の長い杉71本、とりわけ大きくなるクスノキ55本、信仰の対象となる木が多いイチョウ43本など、77種類の樹木を収録。掲載項目は、樹種、樹高と幹周り、推定樹齢など。「樹種別索引」、主な樹種16種の「樹種別最新全国ランキング」、ぜひ見て欲しい212本を掲載した「巨樹・巨木MAP」付き。