ぼくは、牧羊犬のボーダーコリー。まだ小さいけど、大人といっしょに羊を追って働きはじめたんた。だけど、ある日、ボブさんの牧場が…。
北村ハルトは中学二年生。始業式の日、彼の前に現れた一人の先生。軟弱そうでやぼったい。そう、彼こそがハルトのクラスの新担任ー小津ケイイチロウ先生、だった。
南方の前線、トラック島で句会を開催し続けた金子兜太。輸送船が撃沈され、足にしがみついてきた兵隊を蹴り落とした大塚初重。徴兵忌避の大罪を犯し、中国の最前線に送られた三國連太郎。ニューブリテン島で敵機の爆撃を受けて左腕を失った水木しげる。マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、沖縄海上特攻を生き延びた池田武邦。戦争の記憶は、かれらの中に、どのような形で存在し、その後の人生にどう影響を与えてきたのか。『散るぞ悲しきー硫黄島総指揮官・栗林忠道』(大宅壮一ノンフィクション賞)の著者が綴る、感涙ノンフィクション。
「ぼくらの七日間戦争」を戦った東中1年2組の彼らは、こんどは“天使ゲーム”を始めた。それは、父さんのタバコに水をかけ、酒にしょうゆを入れ、つぶれかけた幼稚園を老稚園にしたり…つまり、1日1回、いたずらをするのだ。ある日、東中の美少女が学校の屋上から落ちて死んでいるのが見つかった。犯人は大人?大人気「ぼくら」シリーズ第2弾!小学上級から。
リトル探偵事務所に持ち込まれた、ある優秀な女子高校生の失踪事件。母親の心配をよそに、一度は何事もなく帰宅した娘が再び姿を消し、元刑事でバツイチの私立探偵バーニー・リトルは誘拐事件と判断、相棒の大型犬チェットと調査を開始した。しかし、身代金要求はなく、父親である不動産業者は、単なる家出だと主張して誘拐事件とは認めず、バーニーは解雇されてしまった!警察犬訓練所を優秀な成績で卒業…は、できなかったが、とにかく優秀で愛すべき名犬チェットも、おのれの嗅覚を信じ、危険もかえりみずバーニーをサポートするが…。チェットが犬の視点、犬の心ですべてを語る、全世界の犬好きの心を鷲掴みにした傑作ミステリ。
いつもぼくのことをいちばんにかんがえてくれたかあさん。せかいじゅうのだれよりもやさしかったかあさん。ぼくがひとりだちするまで、たいせつにそだててくれたかあさん…。かあさんは、けっしてぼくをひとりぼっちにさせなかった。なのにぼくは…。
船作りを思い立った5人の少年。それぞれ複雑な家庭の事情を抱えながらも、冒険への高揚が彼らを駆り立てる。やがて新たな仲間も加わるがー。発表当時、そのラストが多くの子どもの心を揺さぶった巨匠・那須正幹の衝撃作。30年の時を経て文庫版で登場です。
小説家を目指すも夢破れ、就活では60社を受け連敗中。そんな失意の底に沈む嶋谷一(通称イチ)の前に現れたのは、高校時代に憧れていた美しき先輩。彼女は昔と変わらぬ笑みを浮かべ、戸惑うイチにこう告げるのであった。「私に、付き合ってほしいの」。ギャルゲーのような展開で騒がしくなったイチの夏休み。しかしイチが引きずり込まれたのは、まさにギャルゲー作りの現場そのものだった!?ちょっとショッパイ青春グラフティ。書き下ろし。
夏休みの友情物語。
数年前まで女子校だった高校に転入した少年、岸嶺健吾。周囲が女子ばかりというハーレム環境にもかかわらず、人づきあいの苦手な彼は、唯一の趣味である読書に没頭し、静かに暮らしていた。しかし、いままで無縁だった部活動に参加することになり、彼の高校生活は波乱万丈なものへと変わっていく…。彼が入部したのは、現代遊戯部ーつまりはゲーム部。美人生徒会長や変態教師という心強い(!?)仲間に支えられ、岸嶺は思わぬ才能を発揮するのだった。平凡だった一人の少年の、刺激的なゲーマー人生が、いま幕を開ける。
ドーナツぶとん、うちゅうぶとん、ラッコぶとん、まぐろぶとん…こんなふとんでねてみたい!
忙しい人のための超速スキル獲得術。初心者が上手にこなせるようになるまでの最短の道を手ほどき。あらゆる技能の習得に応用できる。
飛来した謎の火球。沈みはじめる町。破滅の気配。次第に溶けあう日常と非日常。それでもぼくは、久保田との距離が気になって仕方がない。未だかつてない青春小説。
温かさを感じたい、元気が欲しい、楽しい気分になりたい、幸せになりたい、そんな人に読んでもらいたい、蒼井ブルーの独り言が本になりました。
太陽系のナゾから最新の宇宙理論まで、宇宙のフシギをズバリ解明!