1920年代のアメリカ南部。「ぼく」は、本が読みたいという気持ちでいっぱいでした。でも、黒人は図書館を利用することができません…。本と出会い、肌の色がちがっても、「自由」を求めてやまない人びとを知り、成長していく「ぼく」-。黒人の子どもたちを主人公に、本を読む楽しさや図書館の魅力について描いた絵本。
時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第九弾。バレンタイン間近の二月。ママチャリたちの高校が、合唱コンクールの開催校に決まった。バレンタインチョコをあてにして、急きょコーラス部に入部するママチャリたち。コーラス部には、バリトンくんが思いを寄せる長内さんと、ママチャリと微妙な関係が続く和美ちゃんも所属していた。チョコ獲得のため、ママチャリたちは、女子の前でミュージカルを披露しようと試みるが…。ママチャリと和美ちゃんが、いよいよ急接近!?-。
「大人になったらベルリン・フィルの指揮者に」という子供の頃からの夢を実現し、ついに世界最高峰のオーケストラの指揮台に立った著者。本書はその若き日の奮闘記。突然の曲目変更で徹夜、ひと癖もふた癖もある天才演奏家に苦悩、名門オーケストラのプレッシャーで眠れる夜…さまざまな壁にぶつかりながらも、夢に向けて努力を続けるその姿に誰もが大きな勇気をもらえる1冊。
時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第十弾。「殺人750」と呼ばれる中古バイクのエンジンを、なぜか欲しがるチャーリー。それにまつわる、チャーリーと、親友「渉くん」とのつらい思い出とは…!?一方で、一年生の坂本くんが家庭の事情で学校を退学しなければならないことを知ったママチャリたちは、二週間で五百万円を稼ぐ方法にチャレンジするがー!?累計七十万部突破の人気シリーズ第十弾は、読み応えたっぷりの友情物語『走れ!チャーリー号!』一挙掲載。
突飛な言動を重ねる妻の「正体」とは!?30代なかばにして受けた診断の結果、妻は、「アスペルガー症候群」という脳の持ち主だったー。自閉者の周囲との違和感や独特の異質さを「普通のサラリーマン」である夫の視点を通して描き出した稀有で軽妙なノンフィクション。
全盲でどう司法試験を突破したのか?証拠写真をいかに読み解くのか?顔を見ずに依頼人の心を読むテクニックとは?ネットやパソコンをどう使うのか?苦難をエネルギーに変える思考法とは?「あきらめない心」を育んだ両親の教えとは?「だから無理」より「じゃあどうする」のほうが面白い。
僕=白石かおるは商社勤めのサラリーマン。自宅で切り落とした女性の首を渋谷の街に置き、ある「知らせ」を待っている。だが進展がないまま、自宅に何者かが侵入し、保管してある遺体から指を切り取って公園に遺棄した。不気味な模倣犯の目的は…?そして数日後、東京を襲った地震が事態を一気に加速させーこの謎はとても切なく、震えるほどに新しい。横溝正史ミステリ大賞の新しい地平をひらいた異色ミステリ。
人に嫌われようと、「正しいものは正しい」と伝える。いいたいことは我慢しない。衝突、炎上、なんでも来い!年間500万円を売り上げるプロブロガーが、仕事と人生を熱く語った。小学生時代、テレビゲームの分野で負けなくなった。中学校時代、個人ニュースサイトで月間50万PVを集めた。高校時代、吹奏楽部で自信を取り戻した。大学受験時、偏差値が55から早稲田大学政治経済学部に現役合格。-さまざまな「炎上」をきっかけに、前向きな人生を歩み続ける著者の、ストレスフリーな生き方指南。
性奴隷vs.売春婦、もはやこの議論は無意味か。対立する「記憶」の矛盾を突き、「帝国」と植民地の視点で見直す。「慰安婦問題」解決のため、“第三の道”を提案する、大佛論壇賞受賞者による渾身の日本版。
野良猫ボブと出会い、人生を取り戻した元ホームレスの青年ジェームズ。“お互いに見つけ合った”ふたりの暮らしは愛とユーモアにあふれていたがそこにはさらなる困難が待ち受けていた…世界中が感動したベストセラー『ボブという名のストリート・キャット』続編!
暗闇の中で言葉は灯になる。パリ同時多発テロ事件後、フェイスブックで世界を駆け巡った「勇気の言葉」。妻をテロリストに奪われた夫が、小さな息子と紡ぎだす人間の希望。
記憶力が悪く、いつも先生からにらまれていた多動児の僕が、なぜ世界的なベストセラーを書くことができたのか?いろいろなことがうまくいかないその理由が、自分のパーソナリティが傾いているからだとわかって、なあんだって気分になった。ならいっそ清々しい。違ってて当たり前。ナイーブすぎて、優しすぎて、そのためにすっかりこの世界に疲れてしまったあなたに、自信と勇気を与える一冊。
2001年9月12日ーNYのビルに飛行機が突っ込んだ翌朝も、尾島健太はサーフィンをしに海に出ていた。が、突然の大波に呑み込まれ失神、目を覚ますとそこは1944年だった。一方、1944年9月12日ー帝国海軍飛行術練習生の石庭吾一は、訓練中に雷雲に突っ込み墜落、現代へとタイムスリップしてしまう。そっくりな容姿のせいで互いに入れ替わってしまう格好になった二人。健太は大戦末期の軍隊でサバイバル生活を送ることになり、吾一は堕落した祖国の姿を嘆きつつも、健太の恋人、ミナミに惹かれてゆく。過去を知る者と、未来を知った者。二人の若者を通して描く、あの戦争、この時代。
流行る店とチャンスをつぶす店は、ここが違う。「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」「鮨の修業問題」「美味しんぼの呪縛」…その全てを語ろう!
「みんなにはできて、ぼくにはできない…」読み書きができない少年エディ。発明家・ベルとの出会いが、彼を大きく変えていく。