デイヴィッドは休暇がいやでたまらなかった。両親が死んで、引きとられた先の大おじ一家が、なにかというと、面倒をみてもらえることに感謝すべきだと言うのだ。ある日ついに爆発したデイヴィッドは、大おじ一家に呪いをかけようとする。でたらめに唱えた文句が当たったか、地面が揺れ塀が崩れ…そして現れたのがルーク。その日から、デイヴィッドの生活は一変した。火事は起きるし、あやしげなやつらはうろうろするし。いったいルークって何者?少年の友情と冒険を描いた、現代英国児童文学の女王の初期傑作登場。
シリーズ累計120万本の人気シリーズがお求めやすいベスト版で登場!
懐かしくて、ちょっと切ない夏の物語が綴られます。
あなたが今、本当に大切にしているものはなんですか?
1975年、夏。10歳のボクは、夏休みの一ヶ月間、北国の田舎町に住むおじの家に預けられることになりました。
北国の草原を渡っていく夏風のすがすがしさと、照りつける強い日差し。
乾いた牧草のかおり、元気な子供たちの歓声、そして、幼き日の淡い恋・・・
100種類以上の昆虫採集・虫相撲・酪農の手伝い・川や沼で泳ぎ放題・俳句作り・たまご集め・ゴム飛び・サカナ釣り・ガラス工芸・石投げ・アルプス一万尺・ラジオ体操・王冠集め・肝だめし・七夕など、夏と自然の遊びもいっぱいです!
人生ってわからないことばかりー人は死ぬとどこへ行くのか?こわいって何なのか?悪いヤツはどこがちがうのか?著者は考えつづけた。宇宙の不思議から日常生活の「おかしいな」まで、考えて考えぬいた果てに、回答はどこにいたるのか?本書にはあなたに役立つ「知恵」がいっぱいつまっている。
にいちゃん、ボーっとしてたら、あかんがな!隣の席に、謎のおばちゃんが…新幹線を降りたとき、のぞみは、ほんとにHOPEになった。27歳、独身、サラリーマン。そんなぼくが見つける、“自分ブランド”とは!?カリスマ経営コンサルタントが描く爆笑&感動のパワーノベル。
たった二人の静かな物語。その後のキミとボク同時収録。
民主化運動を支持し、権力闘争に敗れて追放された趙紫陽は、その渦中で何を見、何を考え、どう行動したのか?本書は、軟禁状態のままこの世を去った“国家の囚人”が、命をかけて歴史の真実を明らかにしようとした世紀の「遺言」である。
高校まで電車で通学しているユウナは、ときどき電車で見かける“ハル”に片思い中。他校に通う彼のことはまだ何も知らないけど、今は見ているだけで幸せな毎日。そんなある日、大事件が。朝、ユウナが目を覚ますと、“ハル”が隣で寝ていたのだ…!どうして!?新感覚のハートフルラブストーリー。
旭山動物園元飼育係の絵本作家がこれまで体験してきた、たくさんの生と死。残った自分は、どんなふうに生きて行くんだろうー。ともに生きた時間の、新しい意味が見えてくる一冊。
へえ〜こうなってるんだ。大きな写真で、運転席のこまかなところまで丸わかり。本を立てると、気分はまさに運転手。どうやって運転するかや、どんな人が運転しているかもわかります。新幹線、電車、はしご車、ショベルカー、路線バス、帆船、潜水調査船、ドクターヘリ、飛行機、宇宙船。きみは、どの乗り物を運転したい?ふか〜い海にもぐる潜水調査船や、重いものをもちあげるショベルカーの運転席って見たことある?新幹線と電車、飛行機と宇宙船の運転席、にているようでもちがうんだ。どの運転席も、それぞれの仕事に合わせて、くふうされている。さあ、本を開いて、いろんな運転席を、じっくり見てみよう。
強いリーダーでもない。なりたくてなったわけでもない。それでも組織のゴールを達成するという役割を果たさなければならない。そんな不完全な僕らが使うべき道具こそ、「判断」と「決断」である。それはリーダーを混沌から救い、チームを興奮に満ちた未来に導いてくれる。ラグビー大学選手権で早稲田を二連覇に導いた著者が明かす今までになかったリーダーシップ論。
多忙な現代人が忘れてしまった根源的故郷への思慕を胸に、鄙びた温泉宿を訪ね歩く場末感覚に満ちた「颯爽旅日記」。日常生活の狭間に突如現れる異世界=夢の領域をシュールなイメージとともに採取した「夢日記」。自らの貧困生活を滑稽かつ痛切に綴った「断片的回想記」など、生と死の間で揺らめく人々の物哀しさを描き続けてきた孤高の漫画家、つげ義春の世界を一望する新版エッセイ集。