夢、優しさ、大人、弱さと自由、孤独、愛、生と死、自分…。ベストセラ作家、森博嗣の思考。60点の写真作品+書き下ろしメッセージ。
中央ユーラシアは「東西文明の十字路」などではなくそれ自体が高度な文明を誇る地だった。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、キタイ、モンゴル帝国まで、膨大な原典史料をもとに草原の民の視点から世界史を描き直す傑作。
“モービィ・ディック”との遭遇を前にして、エイハブ船長ひきいるピークオッド号の航海はつづく。ほかの捕鯨船との“出あい”を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する“百科全書的”な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。
物質はすべて原子で成り立っている。私たち人間も例外でなく、「星のかけら」たる原子の集まりなのである。古代ギリシャの原子仮説から、ビッグバンや超新星爆発という現代宇宙論への系譜を、「元素の起源」というテーマに沿って面白くわかりやすく解き明かした、科学啓蒙書の傑作。
まさかこんなに売れるとは思わなかったサンボマスターの3作目。売れた理由はいろいろあると思うが、音楽的には、ものすごーくオシャレな楽曲を出来得る限り“ダサく”聴かせるその技法に秘密がありそう。もちろん、あのルックスあってのことなんだろうけど。★
何となくインテリぽかった1stから一転、ビッグヒット御礼の「今夜はブギー・バック」で見せた、劇的にスウィートで鬼のようにポップ、泣けるほどノスタルジック、というイメージを裏切らない名曲が並んだ、これは名盤。アナログ盤も限定発売です。
佐野元春がEPICレーベル在籍時(1980〜2004年)に発表した全シングル40作品を網羅。日本のロック界に燦然と輝く彼の足跡をたどることができる、まさに完全版といえる作品だ。
ぼく、松本和樹は中学受験を控えた小学6年生。障害を抱える兄のトモをめぐって家で問題をおこし、“罰”として夏休みのあいだ祖父母の家に預けられることになった。関西弁とびかう浪速の商店街で、特別な夏がはじまる!読み終えたあと、きっと人にやさしくなれる。そんな物語。椋鳩十児童文学賞受賞作家、待望の新作。
66年の『ウルトラQ』から『ウルトラマンメビウス』まで、四十余年にわたるウルトラ・シリーズの主題歌を網羅した3枚組。ディスク1&2はテレビ・シリーズの歴代主題歌集(ディスク2には『ウルトラマンキッズ』シリーズや『アンドロメロス』などレアな関連作品の主題歌も収録)。ディスク3は劇場版の音楽集。劇場版限定のアニメ主題歌など、こちらもレアもの多し。オジさん世代には、ディスク2の7〜13曲目の流れがたまらない。近年の希望や愛を強く訴える主題歌もカッコいいのですが、カッコよすぎて隙がない。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
200回以上の傍聴、数百冊の法律書読破、弁護団会議、勉強会。3年半に及ぶ徹底取材を重ねてもわからなかった“裁判の謎”とは?周防正行監督が元裁判官・木谷明氏に熱く問う。
ひと月のレギュラー番組三十二本、一日の睡眠時間三時間。依頼された仕事は、決して断らず、医者に止められようが、働かずにはいられないー。屈辱を味わったサラリーマン時代、テレビ・ラジオから干され、ひたすらトラックで営業周りした十年間を経て、今、諦めきれなかった芸能界で仕事ができるのは、人の情けのおかげ。その情けに報い、義理を果たすために、僕は働き続ける。迷い、立ち止まる現代のサラリーマン必読の書。
たとえば、カレーをちょんとつけて食べる天ぷら!映画の中の料理を味わうもうひとつの『東京タワー』の楽しみ方。
にわとりがないている。さあ、おきよう。おかあさんのこやにいって、「ホジ?」と声をかけたら「カリブ!」と元気な声がかえってきました。さあ、一日のはじまりです。あなたもいっしょに、ケニアの村の一日をのぞいてみてください。ケニアでくらすカレンジン人の少年の一日を描いた作品。
See-Sawのヴォーカリスト、石川智晶の4年ぶりとなるソロ・アルバムで、TVアニメ『ぼくらの』のテーマ曲「アンインストール」も収録。青春の迷いと葛藤、新たな体験により生まれる戸惑いなどが、彼女の歌声でうたわれるとき不思議な救いを感じる。
10周年企画として、2枚組LIVEアルバムを年内一杯の期間限定生産盤としてリリース
〜SUGA SHIKAO 2007.2.26 10th Anniversary〜 たった一人VSスーパーバンド!? 日本のキング・オブ・ファンク、スガシカオの”LIVE”の魅力を詰め込んだ究極のライヴ・ベストアルバム!! 「詞」「声」「メロディ」「LIVE」に定評のあるスガ シカオの”LIVE”に焦点を当てた本作は、[DISC-1]に2006年にスガ シカオがたった一人で挑んだ「Hitori Sugar TOUR」からの貴重な音源(未発表音源/初CD化多数)を、[DISC-2]にはスーパーバンド: The Family Sugarで挑んだ伝説の日本武道館ライヴ音源を対決形式でたっぷりと収録! [メーカー限定出荷期間: 2007年10月3日〜2007年12月末]
退屈な“日常”はいらない。欲しいのは、“異常”-。西尾維新が今再び放つ、「きみとぼく」本格ミステリ。