今日、ぼくは初めてひとりでバスに乗ってとなり町へ行きます。どきどきして目覚ましよりも早く起きたぼくを待っていたのは、太陽から生まれたきいろいバスでした!きいろバスはぼくを乗せて、町をぬけ、川をこえて、大きな広場につきました。そこは…。新しい一歩を踏み出す少年の心の高まりを軽やかに描いた、荒井良二の絵本。
大学で同じゼミの7人が、仲間のひとりが開店したレストランで、再会を果たした。仕事の業績を上げられず降格寸前の人材派遣会社の里中正樹、理不尽な理由による部署異動を命じられた出版社の新名栞、31歳にしてフリーターの亀田直太郎、自分の出世のために友人を裏切る銀行員の北沢利賢、脱サラして開いたレストランにお客が入らない八木誠二、末期の肝臓ガンを患う来生明大、地元のショッピングセンターで働く野原聡。彼らは来生の死をきっかけに再びつながりあうが…。胸をしめつける青春小説、堂々デビュー。
正義感に燃える新米弁護士堂本孝に、五歳の娘を連れた母親が離婚相談に訪れる。夫のDVを察知し奔走する堂本。ところが、依頼人は夫を刺殺してしまう。保険金殺人か。依頼人は事実を語らない。熾烈な法廷対決の果てに浮上した恐るべき真相、そして堂本孝だけが最後に見た光景とは。
私たちの身の回りにいつもあるのに、何も知らないタブーの世界があった。病死、事故死、自殺、若い死、父母の死、子供の死。残された者の悲しみと喪失感に若い心が揺れ動く。人は誰もが死ぬ。そして、いつ死ぬか分らない。しかし、死があるからこそ命はいとしく、いきいきと輝く。真実を知った若者は「生まれ変わっても、またこの仕事をしたい」と思う…。人の死をあつかうビジネスにこれほど感動と命の輝きがあろうとは…。
メディアを武器に、大人たちをやっつけろ。ぼくらの解放区はどこにある。
天才歌人・啄木は貧困に苦しみながらも、新しい明日への情熱を持ち続け、二十六歳で亡くなった。亡くなる一年前に出版した『一握の砂』の歌に、啄木はさまざまな意匠を凝らし、命を吹き込んだ。初版本の体裁(四首見開き)で読むことで、我々は流れ出でる歌の意味を理解できる。啄木の生きた証しがいま甦る。
NHK教育テレビの人気番組『天才てれびくんMAX』から生まれた企画アルバム。2008年度の歌を集めた内容で、おなじみの人気曲が満喫できる。全曲ともカラオケ・ヴァージョンも収録。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
ヒツジのようなモフモフの毛に、ラクダのような顔立ち、キリンのような長い首。クラレのCM“ミラバケッソ”で大ブレイク、アルパカ「はなこ」のファースト写真集。
相次いで目撃される謎の火球。それと呼応するように、海で続発する異変。そして静かに忍び寄る破滅。世界の終末を鮮やかに描き出した名作。
荒川弘原作をアニメ化するファンタジック・アドヴェンチャーの、装いも新たな第2シリーズ。反体制派の錬金術師アイザックが現れ、機械鎧の手足を持つ少年錬金術師エドワードとその弟アルフォンスが動き出す。
ぼくはネコのバケツ。イエナシビトのナガレさんに、ゴミ箱から拾われて助けられた。そして聖夜のゴミ置き場で、こんどはぼくが人間の赤ちゃんを見つけたんだ。男の子の名はアナン。何かに導かれるように、ナガレさんとアナンとぼくの、ふしぎな旅が始まった。イノチとタマシイのきらめきを描く、奇跡の物語。
美しい自然が残る里山の近くで暮らす小学生・大窪博士。読書が何より好きな博士だったが、放課後や夏休みには近所の野山を駆け回る日々。ちょっと変わり者のクラスメイトのサンペイ君や妹と、UFOを見に行ったり、「オオカミ山」に住むオニババを訪ねたり、小さな冒険を重ねる。しかし、ある日なぜか博士はクラス中から無視され始めて…。懐かしい昭和の風景の中で語られる少年の爽快な成長物語。
ある日、ぐうぜん出会った見知らぬ人の骨つぼが、ぼくを目覚めさせてくれたんだ。失踪した父親をめぐる秘密を探っているうちに、思いもよらない結末が…。ユーモアたっぷりのミステリー小説。
“伝説の葬儀”CD化!
5月9日に執り行われた、忌野清志郎さん(享年58歳)の葬儀「青山ロックン・ロール・ショー」にて、約12時間に渡り流された全33曲を収録。
RCサクセションの「雨あがりの夜空に」「スローバラード」、坂本龍一とコラボした「い・け・な・いルージュマジック」など、RCサクセション名義の曲と、ソロ名義の曲が初めて一枚のアルバムに収録された、マストアイテム!
数量限定Tシャツ付き!
忌野清志郎 永遠のバンド・マン 2009年 08月号 [雑誌] 世代を超えて愛され続け、惜しまれて世を去った清志郎。
これほど多くの人々に支持された理由は何なのか。彼の歌と音楽の真価はどこにあるのか。今あらためて問いなおすとともに、『ミュージック・マガジン』のこれまでの記事を収録し、その歩みを振り返ります。
70年代から昨年2月の復活ライヴまで、貴重な写真も多数掲載。最後まで歌い続けたサイコーのバンド・マンを永遠に記録する一冊です。
LDやADHDは「障害」なんかじゃない!3度の転校、数々の自傷行為…家族とともに“ディスレクシア”と向き合った若者の感動の物語。知っていますか?トム・クルーズも、現スウェーデン国王陛下も「文字の読み書き困難」を公表しています。