世代を越えて愛される絵本「ぐりとぐら」シリーズを、様々な角度から、まるごと楽しむ本。シリーズ誕生の裏話、ぐりとぐらの世界・総チェック、作者が答えるQ&A、作品論、物語にちなんだ料理、手芸、歌…等々、新しい発見が、きっとあなたを待っています。
『おやすみなさいおつきさま』が出版されて2年後、マーガレット・ワイズ・ブラウンとクレメント・ハードは、ふたたび共同で絵本を作りました。それが、この『ぼくのせかいをひとまわり』です。あのうさぎくんの、身近な世界がえがかれています。“おおきなみどりのへや”の外、小さなうさぎくんの世界をたのしんで。
出会って十年…親友関係から恋人同士へと昇格した外科医の江南と法医学教室助手、篤臣ーどうにか試験的同居にこぎつけた二人だが、江南は仕事柄、まともに家に帰れることなど稀、そのうえ、若い看護婦から猛烈アプローチをかけられてる模様で、当然、面白くないのは篤臣だ…。日々、不満をつのらせるなか、篤臣は江南と看護婦の密会現場を目にすることに…。それがライバル・大西の罠とも知らず…。大評判シリーズ第2弾!書き下ろしは誓いのウエディング。
よくわからない文字には輪郭を示す“双鉤”(篭字)が、より難しい文字には字形と筆順が付いたテキスト。
雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。
本書は、最近10年間の国家公務員1種・2種試験および地方公務員採用試験に出題され、公表された問題などを参考に作成されたものである。
ふだんはおとなしいのに、よっぱらうとむちゃくちゃおもしろい「工藤のおやじ」は、団地の子どもたちにはけっこう人気があるー。小学校中・高学年向。
なにより魚の生態を知ることが大切とハゼ釣り名人の著者が、ハゼの気持ちになりかわりハゼの楽園江戸川の自然に対しての愛情と釣りの奥義を愉快に綴ったエッセイ集。
著者は幼い頃から数に特別の興味を示し、豆を数えて遊んでいたという。小学校時代は算数以外できず、学校も嫌いだった。数学者となってからはプリンストン高級研究所に招聘され、フィールズ賞を受賞する。数々の業績も「数学の世界に遊んでいるうちに何となく自然にできた」ことだという。数学三昧のユーモアあふれる自伝。