秦漢と隋唐の巨大帝国にはさまれた四百年におよぶ大分裂時代。専制君主なき群雄割拠の混迷の中から王羲之、顧〓@4ED0@之、陶淵明、『文選』など、壮大な文化は出現した。後世の中国にあらゆる面で多大な影響を残す“華やかな暗黒時代”。その爛熟してゆく「貴族制社会」の形成、変容、崩壊の変遷を詳細に読み解き、中国文明の構造と特質を浮き彫りにする。
あるばんおそく、ニコラスのへやのまどから、とんがりぼうしのおばあさんがはいってきた。ほうきをグルグルふりまわし、なにやらブツブツつぶやいて、それがおわるとでていった。よくあさ、おきてみると…。
本書では、設計・施工に必要な土の性質をわかりやすく解説し、調べるべき項目の試験方法と結果の活用についても説明を心がけた。
ある日突然、家族の誰かが病気になったら…。季節を感じることなく、日々が通り過ぎてゆく。本人も付き添う家族も病気になって初めて、それまで忘れていたことに気づくことがある。つらい治療を受けながらも、そのつらさを支えてくれる人たちがいることを感じることができる。まわりの人たちの、あたたかい気持ちを感じることができる。心の中にある、やさしい気持ちを取り戻してみませんか。
毎年、夏に開催される「不登校シンポジウム」では、不登校を経験した子どもたちが壇上にのぼり、当時の思いを率直に語ってくれます。聞き手は、NHK週刊こどもニュースの池上彰氏。コメンテーターは、教育研究所所長牟田武生氏。子どもたちの言葉に耳を傾け、「不登校」とひとくくりにせず、一人ひとりの気持ちに寄り添うことで、彼らの心の奥にある言葉を引き出します。不登校を乗り越えた彼らの声に、あなたも耳を傾けてみませんか。
親子や夫婦の間には、「こうあって欲しい」「こうあるべきだ」と期待を押し付け合い、お互いにストレスをためることが、よくあるのではないでしょうか?「そんなこと、考えたことありません」というあぐりさんは、ストレス知らず。その裏には、家族との絶妙な距離感が隠されていました。96歳の現在も、二人の娘と同じマンションとはいえ別々の部屋に暮らし、現役の美容師として働きながら、海外旅行に読書にと、好奇心旺盛な毎日を送るあぐりさん。そのキレイと元気の秘訣を明かしてくれます。
本マニュアルは、既存コンクリート構造物の維持管理現場で非破壊試験を活用した健全度診断を行う方法を示したもので、平成10年に作成した『コンクリート構造物の健全度診断技術に関する共同研究報告書ーコンクリート構造物の健全度診断マニュアル(案)』(土木研究所、日本構造物診断技術協会、1998.3)を実務者にとって使いやすいものとすべく改訂したものです。
私たちが普段手に入れられるものに、角寒天(棒寒天)と粉寒天、糸寒天がありますが、本書では、応用範囲の広さから角寒天を中心に用いました。
株式投資にハマり、ITバブル崩壊で地獄を味わい、作った借金が1800万円。「これは自分への罰なんだ」と思って、始めた仕事が“出張ホスト”。昼は某一流化粧品メーカーで働きながら、夜になると女性に抱かれる日々。寂しい人妻、広告代理店の美人プランナー、変態セックスを要求する夫婦…。いまだかつてない衝撃の告白記。
「エポキシ樹脂塗装鉄筋の品質規準」をはじめとして、これに用いる塗料や棒綱の品質規準ならびに塗装鉄筋の製造要領、さらには関連する各種の試験方法が網羅。
「ベルナには、もう盲導犬の仕事は無理です…」白内障と診断されたベルナ…。目の見えない盲導犬と暮らしていては何かあったときに大変なことになる。でも、ベルナだって大切な家族。今さらよその家のペットにするなんて…。好調、絵本シリーズ第四弾。
一九四五年八月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった…新たに増補された多数の図版と本文があいまって、占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。
敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき、改革はすでに腐蝕し始めていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…新たに増補された多数の図版と本文があいまって、占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。
確率の発想さえ身につければ、不確実な状況をうまくコントロールできる。ギャンブルや保険、資産運用など、日常に即しながら確率の基本的な計算方法を数字の苦手な人にもわかりやすく解説し、経済学や金融工学などが確率をいかに利用しているかを紹介。さらに、環境問題などのリスクに確率のテクニックを応用して対処する可能性をさぐる。社会生活に役立つ、異色の数学入門。