こいぬのハッピーは4人家族の一員となりました。でも、幸せな日々はすぐにおわりました。「わがままな犬」として、すてられることになったのです。
キノコといえば山で採るもの、スーパーで買うもの、素人がつくるのはとても…と思っていませんか?でも実は家庭菜園よりもはじめやすいのです。庭木の下や軒下など、少しのスペースがあれば原木栽培ができます。自分で育てた原木栽培のキノコは、木の栄養をじっくり吸って、香りも味もこく、ボリュームたっぷり、野生のものにも劣りません。一度食べれば、スーパーに売っている菌床栽培ものがもの足りなくなってしまうことでしょう。本書では、本物の味が楽しめる原木栽培を、家庭栽培向けに豊富なイラストでわかりやすく紹介。新版にあたって、雑菌に弱くこれまで原木栽培が難しかったマイタケ、ヤマブシタケ、マスタケの短木殺菌栽培法を新たに追加し、全一六種解説。
なまえずかん、すうじ、あいさつ、きがえ・うんちなどなど、かっこいいがいーっぱい。
僕だって、戦争へ行けば忠義をつくすだろう。僕の心臓は強くないし、神経も細い方だからー映画監督を夢見つつ二十三歳で戦死した竹内浩三が残した詩は、戦後に蘇り、人々の胸を打つ。二十五歳の著者が、戦場で死ぬことの意味を見つめ、みずみずしく描いた記録。第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
ひとりぼっちのふたりが出会ってーこころやさしい物語が生まれました。
ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。となりでミケがあくびしたとき…とおくとおくはなれたくにでいまなにがおこっているのだろう?おなじこのそらのしたで。
1800万円の借金を返すために始めた仕事が、完済したあともなぜか辞められない。不倫に悩む女性、VTRを持参する美人インストラクター、失恋して鬱状態になったOL、何回も求めてくる老女…。時には勘弁して欲しい依頼もあるけれど、色々な女性たちが見せる奔放な性欲を目にする度に、僕はもう少しこの世界を覗いてみようと思うのだ。
日本が経験した未曾有の大転換期=南北朝時代。二つの朝廷と複雑な勢力抗争が絡んだ動乱はなぜ全国に広がり、半世紀以上に及んだのか。個性豊かな人物像とその時代に迫り、南朝が大きく顕彰された近代史にも言及する。
就職活動に出遅れ、将来を思い悩む大学四年生の「僕」は、とあるカフェで奇妙な広告と出会う。その名も『手紙屋』。10通の手紙をやりとりすれば、夢を実現させてくれるというのだが…。主人公といっしょに働くことの意味を見つめ直す本。ロングセラー「賢者の書」「君と会えたから…」で読者を感動の渦に巻き込んだ著者が贈るメッセージ。自分らしく生きたいあなたへー明日を変える10の教え。
“オカン”に女手一つで育てられた“ボク”は、東京の大学を卒業するも、うだつのあがらない日々を送っていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることを知り……。リリー・フランキーのベストセラー小説を、オダギリジョー、樹木希林の共演で描いた感動作。
ジョーイは小学四年生の男の子。いつも考えるより先に行動してしまい、騒ぎをおこしてばかり。悪気はないのに、どうしてもじっとしていることができず、まわりから「問題児」だと思われている。幼いときに別れたきりだったお母さんがもどってきて、新しい生活がはじまったのもつかのま、教室で事故をおこして、クラスの女の子にケガをさせてしまい、しばらくの間、「特別支援センター」にかようことになった。もう、もとの学校にはもどれないかもしれない、と落ちこむジョーイ。ところが、支援センターはジョーイが想像していたようなこわい場所ではなかった。自分に合った治療やカウンセリングを受けたジョーイは、考え方や行動を少しずつ自分でコントロールできるようになり…。個性豊かな少年の内面を、ユーモアあふれる筆致でこまやかにすくいとった、一気に惹きこまれる物語。全米図書賞最終候補作。小学校中・高学年から。
幕末から明治を駆け抜けた剣、禅、書の達人、山岡鐵舟の正伝。
ともに同い年で、99年よりユニット活動を行なっている須藤薫&杉真理の2007年11月発表のアルバム。活動コンセプトである“大人のための極上ポップス”がたっぷりと楽しめる。