教室には「本物の友だち」を見つけられない。そんなぼくがオンラインゲームで出会ったのは、おしゃべりな「勇者」。マイペースだけど信頼できる勇者と、ついに念願の「友だち登録」ができた!ところが勇者の正体は…?ゲーム世界での出会いが、現実世界にふみだす勇気になる、ぼくと彼女の物語。
「何もしなければ余命は半年ですね」ガンの転移が発覚し、医師からそう告げられたのは、2020年12月のこと。だが、その日が来る前に言葉にしておくべきことがある。創作や社会運動を支える哲学、坂本家の歴史と家族に対する想い、そして自分が去ったあとの世界についてー。幼少期から57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』を継ぎ、最晩年までの足跡を未来に遺す、決定的自伝。著者の最期の日々を綴った、盟友・鈴木正文による書き下ろし原稿を収録。
チーパがいなくなった。その日から、ぼくの“ヒニチジョウ”がはじまったんだ。思いがけない日々のなかで成長していく少年・イタルの物語。
元販売猫きなちゃんと元保護猫ダンくんのほのぼのぐらし。
ぼくがうまれたつぎのひにうちにやってきたこねこのペー。おないどしのぼくたちはいっしょにおおきくなった。
そいつの名前は、秋山璃在。ぼくたちの学年で、リアルを知らないやつはいない。なぜって?リアルはすごいやつだから。学年一の人気者。ナンバーワンでオンリーワン。璃在。たしかに、それはあいつにふさわしい、かっこよくて勢いのある名前だった。講談社児童文学新人賞受賞作!
温かみのあふれる文字と素材が演出する優しい世界。独創的な作風の書や魅力的な写真の数々を収めた作品集。
ライオンの花屋、ハリネズミの保育士。ゾウの本屋にシカのぼうし屋。いろんな人といろんな仕事。だれもがすてきにくらすまち。
ひいおばあちゃん。今日もたくさんの笑顔の花が咲いたよ!多くの困難に遭いながらも、メゲずに生きてきた幼少期。やがてバイク事故で脳を損傷、一時は生死の境をさまようも、懸命のリハビリを経て美容師の仕事に復帰。今日も店に立ち続けるそのわけはー絶望を乗り越えて前向きに生きる、ある美容師のものがたり。
みなさんが文章を書く、写真を撮る、工作をつくるなど、いろいろなものを自分なりに工夫して作品をつくりますと、みなさんはその作品の著作権をもつことになります。そして、その著作権は、著作権法という法律によって守られることになります。著作権法に守られて、わたしたちは自由に楽しく作品をつくることができるのです。この図鑑には、「ちょさく犬」というふしぎな犬が登場して、著作権とはいったいどういうものなのかを、主人公のえいとくんに解説していきます。みなさんも、えいとくんといっしょに著作権の世界をのぞいてみましょう!
ぼくのなまえは、オスカー。ぼくには、せかいいちすてきなおばあちゃんがいる。ぼく、おばあちゃんのことがだいすきなんだ。-介護施設へ引っこすことになったおばあちゃんのことと、じぶんの気持ちを、主人公のオスカー自身のことばでつづるあたたかい絵本。認知症について子どもたちがわかるように巻末に解説をのせています。
いつものように、公園へ向かっていた。そこにとつぜん、おれとそっくりの男の子が自転車で現れて、正面衝突しそうになったんだ。その瞬間から、おれの世界が、変わりはじめたー。第34回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作。