あの「やり直し」の始まりから十年が経ち、再び辿り着いた“十年後の未来”。僕、橋場恭也は一度は離れた創作の世界に戻ってきた。厳しい現実に直面して、別の生き方も知って。それでも、出会ってきた大切な作品と仲間たちがいたから、離れることなんてできなかったんだ。むかえた茉平社長へのゲーム企画のプレゼン。過去最大の壁に対して、再結集したチームきたやま渾身の企画を必ず通してみせる。しかしプレゼン当日、会場に僕の姿は無くて…!?運命の「リメイク」企画の行方は。そしてその先で待つ、まだ見ぬぼくたちの未来はー!今何かを頑張っているあなたと駆け抜けてきた青春作り直しストーリー、最終巻!
栗本薫は22歳、某マンモス私大の3年生。アルバイト先のTV局内で発生した女子高生連続殺人事件を、ロック・バンド仲間の信とヤスヒコと解決しようと挑むー。当時の若者たちの感覚や思考を背景に、凝った構成と若々しい文体によって、シラケ世代とミーハー族の心の断面をえぐった江戸川乱歩賞受賞作。
あのアニメはなぜあんなに人気だったのか?毎月30万人が愛読中。大人気解説ブログ『物語る亀』の著者、全編書き下ろしの新世代評論。
犬に咬みつかれ、ネコ好きになったぼく。そして犬の忠誠心と勝手気ままなネコの態度の狭間で揺れ動く動物学者のぼく。いろいろな動物たちの、生きるためのロジックをもっと知りたいー。生物界は、サバイバルのための驚異と不思議が満載された大宇宙。不思議発見、日高ワールドからの興味津々のレポート。
ブラインドサッカー、尾崎豊・裕哉父子・ピースボートで出会った仲間たち、そして世界で初めて人種差別撤廃を訴えた祖国・日本から僕が学んだ人生のヒントとは?
安全な素材を使って、日常に欠かせない「食」をつくり、人に喜んでもらえて、生計を立てる。ふるくて新しい暮らしの哲学。
「ほら、わらってわらって!」福島県の山里に、笑顔で耕し暮らす佐久間辰一さん。人の心に光をともす“ひまわりおじさん”の物語。
第二次世界大戦末期、アメリカ軍との激戦の末に占領され、返還後は立ち入り禁止となっている硫黄島。この島には今も、1万1千人以上の兵士の方々のご遺骨が取り残されたままである。2006年、正式な許可を得て、硫黄島を訪れた経験を持つ青山氏は、この事実と問題解決を様々な場で訴えてきた。2014年5月25日から30日までの日程で実施された「にっぽん丸小笠原・硫黄島クルーズ」。そのクルーズで青山繁晴氏の講演「海から祖国が甦る」が3回にわたって行われた。3回にわたる魂の講演をすべて採録し、さらに航海の模様と硫黄島の姿を32ページのカラー口絵写真で紹介する。また、新書化にあたって、新たに99ページに及ぶ書き下ろし原稿、「この書が新書として再生する朝は、こころの晴れ間です」を収録。
「ぼくはだれなの?」アオが教えてくれる小さな物語。大人になっていくあなた、大人になったあなたにおすすめの絵本。
これはすべてを捨て、書く仕事すらやめ、骨董品屋で働いていた日々の記録。モノや人を通じて、「ぼく」が生きることを取り戻す、ものがたり、のようなエッセイ、のようなもの。自身の過去やセクシュアリティと向き合ってきた人気エッセイストが、なにもかも捨てて、やがて「生」を取り戻すまでー少年アヤにしか書けない私小説。
桜庭くんが帰ってきた!イケカジ部のメンバーがそろったし、この夏は合宿所の手伝いをがんばるぞっ!一弥のおかげで生徒会の許可もバッチリ☆だけどあたしはブルーなの。モデルになるのはムリかも。一弥に相談したいけど、いい写真が撮れなくてスランプみたい。思いつめた顔をしていて心配だよ。そんなとき声をかけてくれたのは桜庭くんだった。「ずっと伝えたかったことがあるんだ」って言うけど!?小学中級から。
「ハヤブサの目」をもつ男、小林快次博士。数々の新発見をしてきた、気鋭の恐竜学者だ。謎の恐竜、デイノケイルスや、北海道で見つかったむかわ竜は、どうやって発見されたのか?恐竜学とは、いったいどんな研究をするのか?恐竜学者になるには、なにが必要なのか?すべての恐竜ファンに贈る一冊ー。
ぼくはくるま。だけど、クラクションがならない。そしたら、ともだちがラッパをプレゼントしてくれた。うれしくてならしていたら、みんなにわらわれて…。まわりとのちがいを気にするくるまが、友だちと居場所を見つけるお話。
山登りが大好きな小学生のケンは、お父さんと妹のジュンとともに、夏休みに山荘へ行くことになった。山荘は、亡くなったおじいちゃんのたった一つの遺産。行ってみるまで、どんなところかだれにもわからない。期待と不安を胸に、山荘へ着いたケンたち。そこでは、思いがけない出会いが待っていた…。