主人公の少年バーニーはチョーク穴の近くで遊ぶうち、縁がくずれて穴に落ちてしまいます。ところが、みんながごみ捨て場にしているその穴には原始人が住んでいて、いろいろなガラクタを使って隠れ家をつくり、たった一人で暮らしていました!バーニーは、言葉も通じない原始人と友だちになり、一緒にさまざまな冒険をすることに…。小学校中級以上。
東京の街は、さしたる目的もなく、ぶらぶら歩く者にときどき優しい。軽やかに「歩く」東京エッセイ。
ある日、ちょっとしたイタズラのつもりで爆弾花火をビルに投げこんだデーヴィとマイク。すると、ビルはたちまち大爆発!一瞬で瓦礫の山に…。驚いて逃げだした二人は、イタズラを見ていたという若い男女から、警察につかまらないように、しばらくかくまってあげよう、と声をかけられる。パニックになった二人は、言われるままについていく。でも、何かがおかしい気がするんだけど。
大すきなジイちゃんが死んでしまった…。そのお葬式の日、あいつがぼくのまえにあらわれた。ボサボサ頭に、白いシャツ、カーキ色のズボン。ニヤニヤわらって、こういうんだ。「おい、走ろうぜ」-。大好きなひとを亡くした少年の、心優しく感動的な成長物語。新・童話の海第1回公募入選作。
「やられたらやり返すっ!!」時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生と、町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦。「レーダー測定(ねずみ捕り)で自転車は捕まるのか!?」に始まる、バラエティ豊かな“ぼくたち”の作戦と、法すれすれのリベンジを繰り返す“駐在さん”の大人げない(?)攻防戦。ある時は「駐在所にいかがわしい本を届けて」みたり、またある時は、「セクシーな下着を駐在所のところどころに忍ばせて」みたり…。おバカで笑えて、熱くて泣ける、(半分)実話の人気ブログ小説、待望の文庫化。
あるひ、マーくんはいえにかえってくると、かたいっぽうのてぶくろがないことにきがつきました。「あれ?どこにおとしてしまったのかな?」。
うれしいって、どんなこと?ハンガリーの子どもたちに大人気の絵本シリーズ。
ぼくの父は画家シャガール。母(ヴァージニア・ハガード)は父のもとから去った。そして「彼女」が現れた…。息子が語る素顔のシャガール。本邦初の貴重なプライベート写真を多数収録。
ママがお隣に用事に出かけている間、ぼくはひとりで留守番。きしゃぽっぽであそんでるから、ちょっとだけなら、ひとりでもへいきだよ。ところがとつぜん、おしっこしたくなっちゃった…。
ギリシャ、フランスに居住し、キリスト教文化を見つめてきた池澤夏樹氏が聖書学の泰斗・秋吉輝雄氏と語り尽くした、聖書とキリスト教、知られざる真実の話。「原罪」とは何か?マリアは「おとめ」なのか「処女」なのか?アダムの以前に人はいたのか?など、素朴な疑問を鮮やかに解説。
エイズによって親を亡くした子どもの数は、2008年には1400万人に上っています、この数字は、実に日本の小学生、中学生、高校生を合わせた数に匹敵します。サッカーのワールドカップ開催で沸く南アフリカのもうひとつの真実。