“だっこ”って、とってもいいきもちなんでしょう?…ぼくの「だっこ」デビューはいつかしら。
「今の境遇からきみを助けたい」山奥の別荘地で横暴な主人に扱き使われる身寄りのない少年・千雪は、腕の療養に訪れた世界的に有名な指揮者・橘と出会う。意志の強そうな端整な顔立ち、みすぼらしい身体を抱きしめてくれる優しさに、千雪の心は強く惹かれていく。さらに大好きな音楽を橘と分かち合える喜びに、憧れは初恋へと変わり始めー!ところが千雪を救おうとする橘に感づいた主人に監禁され…!究極の愛、甘い後日談書き下ろし付。
ーアラスカの美しい自然は、さまざまな人間の物語があるからこそ、より深い輝きを秘めている。二十年にわたり、アラスカの大自然と、そこに生きる人々を撮りつづけた写真家・星野道夫。彼は、自然に身をゆだねて生きる人々との出会いによって、アラスカをより深く知り、愛するようになっていった。野生動物や風景など壮大な四季の巡りを捉えた写真九十点と、友との交流を描いた文章によるアラスカ交遊録。星野道夫の生きた〈アラスカ〉が心に響いてくる写文集。巻末に妻・星野直子氏が回想する書き下ろしエッセイを収載。
世界のどこかでいつも戦争があり、まずしいくらしをしている人たちがたくさんいる。日本にも、まずしさはあるし、差別もある。虐待やいじめもある。それをなくすのは、かんたんなことではない。戦争はいけない、と言うだけでは戦争は止まらない。差別はいけない、と叫ぶだけでは差別はなくならない。しっかりと自分の考えをつくりあげ、それを人にわかってもらえるようなことばにして伝えなければならない。その方法を手に入れるために必要なのが、学校なんじゃないだろうか。
2005年の8月、バリーが住むアメリカ合衆国南部の町ニューオーリンズは、すさまじいハリケーンにおそわれた。はげしい雨に、町を守る堤防が、決壊してしまった!バリーは家族とともに、屋根裏に避難したが、そこにも水が…!しかも、バリーは1人、洪水にさらわれてしまうー。おそろしい状況から生還した少年の物語!ほんとうにあった事件をもとにしたシリーズ。
気球にのってふわりふわり…雲のあいだから遊園地が見えてきた。ジェットコースター、コーヒーカップ、ロケット…どの乗り物にのろうかな。さあ、遊園地であそぼう!10年を越える歳月をかけて…「動く絵本」三部作ここに完結!動くゆうえんちへようこそ!マジックフィルムを使うとアトラクションが動き出します。
平和だったはずの私立千載女学園で、不可思議かつ不可解な殺人事件が起こる。そしてそこに勤務していたのは、こともあろうか倫理教師となったあの串中弔士。病院坂迷路を巻き込んだ事件から14年。探偵ごっこの犯人捜しが再び始動。犯人は一体?!これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリー。
ぼくたちがとじこめられてしまった大図書館は、建物がまるごとがボードゲームになっていた!?暗号をとくために必要なのは、本。子どもたちの力だけで24時間以内に暗号を解き、大図書館から脱出できるのか!?