本書は、コンクリートの高性能化に関して、その機構、混和材料の役割、強度・施工性・耐久性等の向上策ならびに実用化の現状について記述、今後高性能コンクリートを研究する大学院生あるいはコンクリートの研究者の教科書としての水準を目指した。
本書では、自然数、整数、分数、小数、さらに実数までを、いろいろな話題を盛りこみながら、楽しく読んでいくうちに十分深い所まで達せられるように書いてあります。著者自身、書きながら、ふだんあまり意識しないところにまで光をあて、明確にすることができた点もありました。
本書は、社外、社内向けの手紙や文書で効果的にコミュニケーションするにはどうすればいいのか、このコミュニケーションのための技術を実践形式で簡潔に説明したものである。
本書では、表現指導の活性化を求め、学習者(生徒たち)の表現意欲を大切にした表現指導をめざし、表現方法を習得させるよう工夫し、学習者の表現力をとらえて学習指導を進めるように努め、さらには学習者に達成感・充実感をもたらす表現指導を重視した。
この1冊で身につく眼科スタッフへの道。旧版の骨組みを崩し、発想を新たにした時代の要請に配慮した成書。“説明上手”のコラムには、患者さん指導への台本が用意されている。
工場電気設備は企業等の生産活動の最も重要なインフラストラクチャの一つである。この工場電気設備をいつどのように更新するかは、設備保全管理担当の技術者のみならず、それにより生産活動を推進する企業等の経営層にとっても一大関心事である。本書はそのような更新を「どのような考え方」に基づいて「どのような手順で」進めるかを述べたものである。
本書は、著者がコロンビア大学とニューヨーク市立大学で行った場の量子論の講義をもとに書き下ろした教科書である。場の量子論のごく入門的な部分から解きほぐし、さまざまなトピックスを現代的な視点から系統的に概観することが目指されている。「基礎編」では、場の量子論の標準的な内容が扱われており、特に汎関数積分表示による摂動的な場の理論の取り扱い方に重点が置かれている。この表示法を習得することで、ゲージ理論や自発的対称性の破れを場の理論として系統的に理解することができ、特に、素粒子物理学の標準模型の理解に役立つ好著である。
著者たちは、ゲームやパズルの難しさの背後に隠された、数学的な理論を示している。ゲームやパズルの面白さの理由は、こうした理論によって説明できるのかもしれない。それだけではなく、彼らはゲームやパズルが強力な計算モデルを提供してくれることも示した。これはオートマトンや回路といった通常のモデルとは大きく異なっていて、計算というものについて考えるための新しい方法を与えてくれる。本書の第1部では、ゲームとパズルと計算を結び付けるために著者たちが開発した「制約論理」と呼ばれる単純で、かつ強力なフレームワークを解説する。次に、このフレームワークを人間が実際に楽しんでいるゲームやパズルのいくつかに適用し、それぞれの場合に、そのゲームが同じカテゴリーの別のゲームと計算量的に同程度に難しいことを示す。
実習から集中治療まで、すべての場をサポートする珠玉のPearls。実践的なベッドサイドの診療。