現実的なケーススタディに基づき、データベースの概念的・論理的・物理的な設計を、UMLを利用して行う方法について詳細に解説する実用的なガイド。
本書は、この新しい時代に対応した現代制御の教科書である。特に、対象とするシステムの制御性能を基軸に据え、システムの内部構造が性能にいかに影響を及ぼすか、性能を達成する条件は何か、を説明することに重点を置いている。説明に関しては、読者が取り付きやすいように簡単な例から新しい概念を導入するように努め、わかりやすい例題をたくさん設け、すべての結果に対し詳しい説明を与えている。学部生、大学院生の教科書および技術者の参考書に好適である。
本書は、金融危機に陥っていた1990年代初頭から「ニュー・エコノミー」の入り口となった1996年までのアメリカの金融政策運営を総合的にかつ詳細に捉えたものである。具体的には、1990年、1991年、1992〜93年、1994〜95年、1996年の各時期について、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録をもとに、金融不安への対応、自然失業率の低下の学習等をどのように行っていたのかを、リアルタイムで利用可能なデータやテイラー・ルールの計算値との比較から評価している。また、それぞれの時期に関連するテーマとして、資産価格変動、金融自由化、日本における危機対応、政策ルールと情報公開を取り上げ、考察を行っている。詳細な議事録のクロノロジカルな分析と、各局面において重要となった課題の計量分析とを交互に織り合わせることによって、グリーンスパン議長という優れた市場エコノミストの下で、1990年代のアメリカの金融政策がどのように成功をもたらしたのかを、本書は明らかにしている。
本書は、統合失調症という病気の姿をわかりやすく解説し好評を得た『分裂病者の行動特性』の改訂増補版である。改訂にあたり、最近WHOで採択された国際障害機能分類(ICF)の解説、現場での活用の可能性への考察を加えた。
パターンの使いこなしと落とし穴に関するノウハウの充実。現実に近いソフトウェアシステムのオブジェクト指向開発を例題として、各種の代表的なソフトウェアパターンを取り上げて、パターンの背景や原則に裏打ちされる形で、効果的に各パターンを取捨選択し組み合わせて適用するすべを具体的に解説する。
本書は、“21世紀のあかり”計画に参加した13社すべてのグループの新進気鋭のメンバーにより執筆された、白色照明に関する国内外で最も優れた書籍である。内容も基礎から応用および製品化まで分かりやすく書かれており、特に最新の白色LED研究の現状と将来動向を知ることができる。
近年のカラー画像機器の高画質化や色再現技術の進展は著しく、これに伴って画像の入出力・表示機器間での色の整合性を取り扱うカラーマネジメント技術の役割が重要性を増してきている。本書では、sRGBの色域を越えた各種拡張色空間、人間の視覚特性を考慮したカラーアピアランスモデル、分光画像処理による質感再現方法の導入などにより大きく進化しつつある、最新のカラーマネジメント技術を紹介する。
年金基金と運用機関の新たな関係。
人的側面から企業を評価する新たなシステム「労務コンプライアンス監査」「人材ポートフォリオ監査」実践的手法を豊富な例や図表を用いて体系的に解説。
データ解析のための統計的手法の基礎に関して解説。フリーソフトであるRを利用してコンピュータを使って実際に計算し、統計的な解析手法を会得するための実習書。統計的推測の基本的な考え方についても述べ、『統計学へのステップ』をもとに分散分析と回帰分析の内容を追加し、例題・演習をRで実行する形で記述している。
「99.9%安全」でも危うい現代金融市場で生き残るために不可欠な信用リスクの基礎知識を凝縮。信用リスクの測定方法からクレジット・デリバティブの実務、新しいVAR(バリュー・アット・リスク)によるリスク管理手法までを網羅した決定版テキスト。
信頼性の作り込みにおいて最も基本となる信頼性データの収集と解析方法を、近年の研究成果と併せて解説。