律令国家とはどのようなものだったのか。東アジアなどとの交流の中で天皇や貴族が取組んだ政治、古代都市「平城京」や地方社会に生きた人々、仏教・美術・文学と国家との関わりなど、奈良時代の全体像を明らかにする。
親族は家族にいかなる役割を果してきたのか。墓と祖先祭祀、系譜の変遷にその意味を問う。
次から次へと話題作を生み出すアトリエ事務所を直撃!あなたが気になっている建築家は、どんな人なんだろう?どうして建築家になったのか?どんなことに悩み、どんな生活をしているんだろう?これから建築家になりたい人・今から建築家に設計を依頼する人、必読の書。
財産分割と家の存続はどう変わってきたのか。各時代における相続法とその実態。
家業と家族員の営みはどう変わってきたのか。「家」構成員の地位と役割分担を考える。
家族にとって住いとは何か。家族と不可分な地域社会との関わりに迫る。
本書の課題は、市場価格低迷下における温州みかん作農家・産地の市場対応方策を経済性の観点から評価することにある。特に、本書では、温州みかん作の労働使用的技術特性を考慮した計量分析モデルを構築することにより、一貫して数量的な分析を行ったことにその特徴がある。
古代から現代までの陸上交通、河川・海上交通、航空など交通史研究全般を中心に隣接分野も収録した“交通・情報”百科。配列はかな見出し語の五十音順、見出し語の漢字、解説からなり、挿図、表を豊富に掲載。巻末に五十音順索引、欧文索引が付く。
人々は“霊場”に何を求めたのか。霊場の持つ不思議な雰囲気に惹かれた宗教学者が、延暦寺、四天王寺、元興寺から恐山までを探訪。中尊寺金色堂のミイラや、立石寺の頭部のない人骨など、霊場が今も持つ多くの謎に迫る。
大国に翻弄されてきた沖縄、という見方を転換し、自立した地域世界として捉え直す最新の琉球・沖縄史。先史からグスク時代、そして近現代まで、アジアとの密接な結びつきの中で展開した独特な歴史と文化の姿を描く。
幕末、いち早く世界に開かれた横浜では多くの写真家たちが活躍した。下岡蓮杖に写真術を伝授した謎の外国人など、数々の新事実を写真とともに紹介。「古き日本」を写し撮った多くの写真家たちと横浜写真の魅力に迫る。
失われつつある近現代史の貴重な人物史料情報を収集・整理し公開。明治から現在まで、539人の個人史料情報を掲載。日記・書簡から遺品・口述記録まで、豊富な史料情報が満載。最適な執筆陣による精確・詳細な記述。
戦国期、南伊勢に勢力を誇った北畠氏。城下町・多気や中世村落・上野遺跡、有力一族・木造氏に関わる軍記・絵図などをテーマに、北畠氏研究の最前線へ誘う最新の論考十編を収録。今後の戦国史研究に一石を投じる待望の書。
瀬戸内の海の道と山陽道の要衝として栄え、吉備の国と呼ばれた岡山。古代吉備王国の栄光、荘園と港町倉敷、城下町岡山・津山、水島開発など、独自の歴史を辿り、法然、備前焼、閑谷学校、津山洋学に豊かな文化を発見。
幸せは、いつもあなたのすぐそばにあります。毎日の生活の基本的なことを大切にするーそうすることによって、あなたは癒され、満たされた自分自身を発見することができるはずです。その幸せを見つけるための教えが、「般若心経」です。あなたの願いを実現し、幸せを呼び込むための鍵はここにあります。
日本最大の初詣スポット、明治神宮。なぜ20世紀の東京に、絵画館・競技場・記念館のある新しい神社が造られたのか。忘れられた「大正の大事業」の真相を掘り起こし、国民にとって明治神宮とは何だったのかを考える。
若者ことば、ら抜きことばなど、いま「乱れ」が嘆かれる日本語。だが「正統で純粋な日本語」は本当に存在するのか。敬語の変遷や人為的な「標準語」を探り、変わりゆく日本語の“豊かさ”“美しさ”を説く、新しい“日本語”論。