通算48枚目シングルは、横山裕主演ドラマ
「帰ってきたぞよ!コタローは 1人暮らし」主題歌!
19年目を迎えてなお、まだまだ未完成な五人が送る笑い泣きソング
48枚目のシングルとなる「未完成」は、横山裕が主演を務めるテレビ朝日系オシドラサタデー「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」の主題歌。
2021年4月期に放送された「コタローは1人暮らし」待望の続編放送となる「帰ってきたぞよ!コタローは 1人暮らし」。
原作は、既刊 9巻、累計発行部数 170万部を突破した津村マミ氏の人気コミック。
横山演じる自堕落で売れない漫画家・狩野と、小学生になった訳アリな1人暮らしのコタロー、
そして2人が暮らすアパートの住人たちが織り成す日本で一番優しいハートフル・コメディ。
その主題歌「未完成」は、ドラマのために書き下ろした疾走感あふれる青春パンクソング。
未熟な少年も、未完成な僕らも必ず誰かのヒーローだと高らかに歌う5人の歌声に自然と笑みが浮かび、愚直なメッセージに涙が溢れる一曲となっている。
既存の価値観に対する攻撃とともに、ロシアでは20世紀初頭に産み落とされた前衛芸術。1917年の社会主義革命に先行したその活動は、芸術革命に呼応するものとして政治革命に同調し、昂揚する民衆のエネルギーに支えられて、芸術運動を展開してゆく。これがロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる運動である。しかしそれはやがて、スターリン体制から「形式主義」として批判され、芸術の論理によらず粛清され抹殺されてゆく。マヤコフスキー、マレーヴィチ、メイエルホリドなど、激しい時代を生きた芸術家たちの活動に光をあて、その再評価の嚆矢となった20世紀美術史の名著。
千葉常胤は,下総千葉の庄を名字の地とする関東の豪族的領主であり、晩年、頼朝の挙兵に参加して、鎌倉幕府建設の功労者の一人に数えられる。本書は、彼を巨大武士団の首長、御家人中の代表的人物としてとりあげ、その豪族としての成長・発展と、頼朝政権との結びつきを追究しつつ、鎌倉幕府の基盤を解明しようと試みたユニークな伝記である。
民俗調査なくして民俗学なし。民俗学の研究を志す人はまず民俗調査に習熟しなければならない。本書は民俗調査の入門書として広く知られたロングセラーの新版である。近年の民俗学の著しい進展とフィールドの急激な変化に対応すべく旧版を全面改稿し内容を充実した本書は、これから民俗調査を学ぼうとする人々の最良の『ハンドブック』である。
貧しい人々の葬儀に自らその棺をかついだ大名。利休七哲の1人として、また茶人としても令名のあった大名。強要されても改宗を肯んぜず、封地を擲って殉教を望み、ついに家族もろとも国外に追放されたキリシタン大名の崇高にして聖なる生涯の伝記。
うまいミカンを安くつくる技術の工夫と作業のヒントを集めました。
愛する夫とかわいい一人娘・弓子と共に幸福な暮らしを送っていた美貌の人妻・連子。平和な日常にある日突然、送信されてきた一枚の異常なファックス。それが連子を襲った身の毛もよだつような恐ろしい悲劇の幕開きだった。
日本はなぜ太平洋戦争に負けたのか。その原因は明治以来の軍備拡張の歴史のなかにあった。近代日本の戦略構想や兵器開発の矛盾、軍組織の特徴などから、軍拡の恐怖と軍備コントロールの重要性を明らかにする。
国の将来をになう政治家となるため、父鎌足によって幼少のころより英才教育を受けた稀代の大政治家。大宝・養老律令の編纂をはじめ、銭貨の鋳造、年号の使用、文字・学問の普及など、その高邁な識見と卓越した指導力によって律令政治の実施に尽力する。また皇室との姻戚関係を深め、藤原氏繁栄の礎を築く。不比等の政治と生涯を描く本格的伝記。
「外国に支配されようが、徳川の世の中に戻ろうが、飯さえ食えれば文句無い」。明治初年の民衆はこううそぶいた。そこには、近代社会への反発と、政治から切り離されたことによる客分意識が横たわっていたのである。だが、その人々が、やがて対外戦争に同調していったのはなぜか。政治文化の視点から、国民意識が創出される姿を描き、近代を問い直す。
故郷の記憶。それは、甘美な記憶であり、郷愁をさそうが、同時に傷ましい記憶でもある。都市空間のなかで展開される、故郷の記憶をめぐるドラマが、故郷の数だけ、いやひとの数だけ展開される。なぜにひとは故郷にこだわり、故郷を論ずるのか。一九世紀後半、故郷をあとにした青年たちの都市体験からつむぎ出される、記憶と空間の文化史。
使命感と決断力で徳川幕府を倒し、明治新政府を率いた大久保利通。冷徹非情な策謀家というイメージを払拭し、新国家の建設にむかって疾走した誠実な志の政治家の姿をえがきながら、明治維新に新たな光をあてる。
琉球王国ーそれは中国や日本、朝鮮、東南アジアと活発に交流する海洋王国であった。王国の隆盛を支えた国際関係や波濤の海を越えた船舶の謎、国際港・那覇の舞台裏まで、アジアの架け橋となった歴史の風景を旅する。
はじめて武家政権を開いた平安末期の武将。数々の戦乱を制して、ついには最高権力者となった。実力で政権を奪う時代としての中世を切り開いたその生き方は、後世の武人政治家の範となっていく。同時代の貴族の日記や古文書などを丹念に繙きながら新史料の発掘を試み、政治動向の分析と併せて清盛の実像に迫る。従来の通説を覆した清盛伝の決定版。
万葉集は、古代史の宝庫である。有間皇子・額田王・大伴家持など、白鳳・天平時代を代表する歌人たちの生き方や政治とのかかわりを追究。作者の心理まで立ち入り、日本書紀・続日本紀では窺えない歴史の一面を考える。