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阿久悠(あく・ゆう、本名・深田公之=ふかだ・ひろゆき)さんが2007年8月1日午前5時29分、尿管がんのため東京都港区の慈恵会医大病院で死去されました。ご冥福をお祈りいたします
悪友をもじったペンネームで数々の作品を送り出した。名曲は、昭和という時代を彩り、人々の心を温めてきた。手掛けた作品は5000曲。6800万枚を超える総売上枚数を誇り、オリコンランクインシングルは511作を数え、オリコン作詞家ランキングの頂点に立っていた阿久悠さんが天へと旅立たれました。
作詞家、阿久悠の40年に及ぶ輝かしい歩みをCD5枚組で括った力作アンソロジー。単に時代を追うだけの安易な編集は避け、ディスクごとにテーマを分けて構成。とりわけ興味深いのは、特典盤扱いの[5]。ヒットしなかったが愛着のある曲を中心にまとめられた一枚だ。これらの埋もれた名曲群には、阿久が時代に対して放った“くさび”が突き刺さったまま。そこに時代を超えた生々しさがある。北沢夏音氏によるロング・インタビューと収録曲全曲解説を掲載した分厚いブックレットも素晴らしい仕事だ。
ベームによるシューベルトの録音中、このベルリン・フィルとのものが最高と言われる。特に第9番は名演として有名。ギレリスとアマデウスSQとの「ます」は、大きなスケール感を作り出している稀有な演奏。
デビューから73年までの2年間に発表された主要曲を収録。21年ぶりの1stアルバムの復刻でもある。土俗性の濃い歌謡曲として三上の歌を聴くとき、時代の気分によってフォーク・ソングと呼ばれた彼の、夢のようなものが見てとれるのかもしれない。
童謡や唱歌を歌い始めてからの20周年を記念した企画ベスト・アルバム。コンサート会場やインターネットでのアンケートから集計された人気曲を厳選収録。人気姉妹の20年を凝縮したような内容の濃い1枚。
2000年8月に発売された唱歌・童謡の名唱アルバム。「赤とんぼ」や「おぼろ月夜」「シャボン玉」といったお馴染みのナンバーが、温かなさだヴォイスで楽しめる。
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ピアノに出会ったばかりでも片手で弾くだけでステキな音楽に出会える、そんな連弾ピアノ教材であり、ファースト・パートは歌にも使える。全曲が20秒から1分内外という短さではあるが伴奏パートがファミコン風に味付けされているところなぞ実に現代的。
民俗学の基本用語七〇〇余を精選し、最新の成果をふまえてわかりやすく解説する。社会のあり方から日常生活まで幅広い項目を収め、日本の「いま」を読み解く学問としての民俗学を一冊にまとめた、初学者にも最適な辞典。民俗学のエッセンスがぎっちり詰まった民俗を知るための基本辞典。柳田国男の民俗学から現代の民俗学まで全領域にわたる多様な項目を網羅。初めて民俗学を学ぶ人たちに必要不可欠な基本的用語を、わかりやすく解説。それ自体が貴重な資料である図版の数々が理解を助ける。現在までの研究成果を示し、更なる探求を助ける充実した参考文献。ふと気になった言葉が民俗学への入口となる詳細な索引付き。
日本人の多種多様な苗字と名前は、何に起因するのか、その起源を探り、日本独特の苗字の歴史をたどる。家名と家制度、男性と女性の違い、現代の夫婦別姓問題など、様々な視点から分かりやすく説いた蘊蓄あふれる書。
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「水戸黄門」で知られる2代水戸藩主。少年期には非行で家臣にまで不安を与えたが、18歳のとき『史記』伯夷伝を読み発奮、学問を志す。『大日本史』編纂をはじめ多くの文化事業を主宰する一方、徹底した寺社改革や蝦夷地探検も断行。文武兼備の武将たらんとの強固な意志を貫き通した起伏に富む生涯を活写。従来の光圀像を捉え直した本格的伝記。
藤原道長が栄華を誇った時代。都ではどのようなニオイがしたのか。排泄・廃棄物・動物・死など、暮らしと切り離せないさまざまなニオイを再現。一方で、薫香の文化を芸術にまで昇華させた貴族の心性を浮き彫りにする。
明治維新は尊王攘夷と佐幕開国の対立が一転して尊王開国になり、大政奉還の後に王政復古と討幕がやってくるという、激しく揺れ動いた革命だった。そのために維新が成就した後、大久保利通の殖産興業による富国、西郷隆盛の強兵を用いた外征、木戸孝允の憲法政治への移行、板垣退助の民撰議院の設立の四つの目標がせめぎあい、極度に不安定な国家運営を迫られることになった。様々な史料を新しい視点で読みとき、「武士の革命」の意外な実像を描き出す。