「バス釣り」は犯罪である。渓流のヤマメやイワナ、湖沼のタナゴやフナ…、慣れ親しんだ日本の川魚たちが消えていく。深刻な環境・生態系破壊を起こすブラックバスを早急に駆除しないと、日本の河川・湖沼は死に絶えてしまう!
「手づくり郷土賞」は、地域の個性、魅力を創出している各種の良質な社会資本を広く募集、発掘し、これを世に広く紹介することにより、社会資本整備にあたっての創意・工夫・努力を促し、ゆとりとうるおいのある個性的な地域づくりの一助とすることを目的として、昭和六十一年度に創設されたもので今年度はその十四回目にあたる。平成十一年度は、特にテーマを設定せずに募集を行い、各委員によりさまざまな観点から検討が加えられ、最終的に三十二件が選定された。
「いまにみていろ。でっかくなってやる。」ちいさなちいさなすえっこメダカ、“めだかさんたろう”はでっかいさかなをさがしに、かわしもへむかった。
仲間と笑い転げていた女子校時代、専業主婦願望に燃え、お見合い三十回をこなした日々を経て、なぜか原稿書きに追われる現在。花嫁になる夢がかすむにつれ、いつのまにか“稼ぐ楽しみ”に目覚めたアガワの、爽快爆笑小言エッセイ第4弾!旅先で出会った人、食べ物、映画。女優・檀ふみとの夢想恋愛対談も収録。
子供たちは明日死ぬとしても何かを学びたかったり、何かができた自分をほめてあげたかったりしたんだと思う。絵を描くこと、音楽を奏でること、音楽を聴くこと、そういうことを持ってきてくれた。そしていやならいやって言ってもいいんだよということをもたらしてくれたのが「めだかの学校」だったと思う。病棟から離れられない子供たちを少しでも当たり前の空間に連れ出して、生きている実感を味わってほしいという願いから、「めだかの学校」は始まった。限りある命と向き合い誇り高く生きた子供たちの記録。
「メダカが絶滅するかもしれない?」日本の湖沼河川の生態系に壊滅的な打撃を与えた外来魚ブラックバスが、密放流され全国に広がるまでの経緯を丹念に辿り、その問題点を鋭くついた本書は、発表以来大きな波紋をよんだ。バス問題は決して釣り関係者だけの問題ではない。公共の財産である自然の急速な崩壊を前に我われは何をすべきか。バス問題を正しく理解し、ともに考えるための増補・改訂版。