テレビのベスト作品記録台本集。
この巻には対談を収める。対談をまとめたものには、『読むということー内田義彦対談集』(1971年、筑摩書房)があり、同じく同書房から出してもらった増補版(1979年)がある。しかし、この巻では既刊のものは御破算にし、それとは全く別個に、新旧とりまぜて新たに1巻をまとめることにした。
ディテールの名手として知られる建築家・宮崎浩氏初の作品集であり、詳細図集。住宅から大規模公共施設まで、建築は閉じたものではなく、まちや人とつなげるためにあるという建築観から、建物の境界(開口部)に焦点を当て、その意図や狙いを豊富な図面で紹介する。素材と規格デザインの開発について語るコラム、また古谷誠章氏との対談も収録。
全米で最低の満足度評価を受け、その再生さえ危ぶまれた巨大政府機関ーアメリカ合衆国内国歳入庁・IRS。その初の民間実業界出身の長官として、空前の大改革に取り組んだ著者の回顧録。
本書は、あくまでも大学生の年頃の若者たちが、少々の文法的な誤りは気にせずにドイツ人と自由なコミュニケーションを行い、自分と自分の環境について積極的に発信してゆくツールとしてのドイツ語運用能力を身につけることを第一の目的としています。また、旧来外国語のテキストというのは、文法学習を基本に「読む、聞く、書く、話す」という、いわゆる四技能の学習を別々に行うのが普通でしたが、本書ではそれらの作業を同時進行的に行うことに工夫をこらしています。
ファッション、食文化、イベント、美術館、都市再生、エンタテイメント…仕掛人が語る、成功する集客。
日ごとに消えてゆく民家を追い求めて駆けめぐる旅。そこに暮らす人々と出会い、その生活にふれ、風土に根ざした命の器を知る。生活を忘れた家づくり、町づくりと訣別し、保存と創造をつなぐ造景をめざす吉田桂二の建築道を描く。
結果は、プレゼン次第。建築プレゼンテーション「10の掟」。7人の建築家とひとりのデザイナー、2人の広告クリエイターが、それぞれの経験をふまえて、提案とプレゼンのありようを語る。それ自身が、読者へのプレゼンテーションとなっている。
いま各地で何が起こっているのか?住民は何を求めているのか?行政はそれにどう対応しているのか?地方テレビ局のドキュメンタリー10年の定点観測から浮かび上がる同時代史。
いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。簡潔で良識ある指針を示す本書では、過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。また、経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げているほか、85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示す。その他、大統領選挙の周期性、「サンタクロースラリー」、最高の半年戦略など、イベントに触発されたサイクルやパターンのなかでも信頼度が極めて高いものを数多く説明。戦争、平和、インフレ、政治変動などを含めて、重要な外的要素が市場に及ぼす長期・短期の影響を徹底的に調べ上げている。