後醍醐帝が理想とされた王政復古成り建武新政が始まったが、肝腎の戦後処理に失敗して活気がない。むしろ不平不満が溢れている。北条の残党が各地に決起し鎌倉を奪回、直義は敗走。弟を助けに急行した尊氏には逆賊の汚名が。二人天皇のいずれが正統なのか。尊氏は逆賊で正成は忠臣か?人間の業、権力の魔性故に欲望が狂い踊る無限の暗黒時代をかき探る。
「山手線」をめぐる人間ドラマ。
N.Y.のストリートアートが一段落したころから、フランスで“ポシュワール”というスタイルが目立つようになった。スクールノート大の紙に絵柄を型ヌキして、スプレーで吹き付けたフランス独特のスタイルだ。自由奔放に描くN.Y.スタイルとは違い、それはどことなくコケティッシュで愛らしい。まさに“プチグラフ(かわいい落書き)”と呼ぶにふさわしいニュータイプのストリートアートだ。パリのアーティストたちが知恵を絞り、センスとテクニックを凝縮させた“プチグラフ”をこれからたっぷり、紹介しよう。
「らくがき」シリーズが、物語になった。五味太郎と絵本をつくろう。
ぬったり、かいたり、かんがえたり。すうじでらくがき。
人気イラストレーターが綴る波瀾バンジョー・抱腹絶倒書き下ろしイラストエッセイ。愛と波乱に富んだ半生と、グローバルな世界観に、日常雑記。そしてアーティストとしての摩訶不思議なイマジネーションに笑ったり、驚いたり、小さな感動があったり。しぼみかけた心が元気を取り戻すように、人生の楽しさをそっと実感できるピースなエッセイ。
「のぞみ」のお母さんの心には、いつも海があります。亡くなったのぞみのお父さんといっしょに行った、楽しかった海の思い出があります。その日、のぞみとお母さんは、いっしょに海に行く約束をしていました。でも、お母さんにとつぜん電話がかかり、どうしても行けなくなりました。ですが、そのとき、ふしぎな男の人があらわれました。さて-。小学中学年向き。