安田姉妹によるデュエット作品シリーズの集大成10枚組セット(第七集〜第十集のみの4枚組別セットもある)。童謡、唱歌、子守唄などの、歌い継がれてきた(各々の人生の想い出と一体化している)歌ばかり。それだけに奇妙なクセや思い入れをこめたヴォーカルよりも、安田姉妹のちょいと距離を置いた歌声だと淡い想い出となって昔の自分の姿が歌に映る。第六集と第十集だけでも一聴を。
話題になった94年5月のヴィレッジ・ヴァンガード出演。その時のライヴ第2弾。演奏のグレードは第1作に準ずる。美空ひばりのヒット歌謡「りんご追分」を延々20分以上にわたって演奏しているのがなんといってもハイライト。重厚にして軽快なトリオだ。
発表会、日常保育で活用できる本シリーズは、細やかな振り指導と楽曲の良さで定評がある。特に表題は各タイトルとも明るく楽しく舞台映えしそうな曲ばかり。ミュージカル集は豪華声優陣による台詞入りで実践に即役立つ。ベスト盤では選りすぐりの人気曲を編集。
サニーデイ・サービスの系譜をひく作風の新人バンドの第1作。オルタナ感覚のロック・サウンドが新しい。そこに見えるのは、はつらつとした青春像などではなく、屈折と閉塞感のある日常。彼らの作品に答えはないものの、もっと大切な聴き手の共感を得るに違いない。⇒♪くるり特集♪をチェック!
UAオハコのレゲエ/ダブ色濃いマキシ。スティール・ドラムと抜けた音が心地良いタイトル曲は朝本浩文プロデュース。リトル・テンポの佐々木がギターで参加。カップリングはリトル〜のプロデュースによるスカでもお馴染みの美空ひばり「リンゴ追分」のカヴァー。
93年の活動開始以来のライヴ音源によって構成された、結成13周年を記念するベスト・アルバム。国内だけでなくロンドンやストックホルムでのライヴも含み、あえてカセット音源も使用した音の響きへのこだわりが聴き手を酩酊感へと誘う。初回盤のみDVD付き。
ダブ&レゲエ・バンドのLITTLE TEMPO、93年の結成以来、初のライヴ・ベスト・アルバム。日本のダブ・シーンを牽引してきた彼らの魅惑のサウンドがよりヴィヴィッドに伝わってくるはず!