「兄貴を尊う」と書いて“アニソン”と読む。実に素晴らしいネーミングに感心せずにはいられない2枚組ベスト。アニメから特撮まで、とにかくどれもこれもがシャウトしまくりで痛快ナンバーのオン・パレード。恐れ入った。歌手生活30周年、これが男の生き様だ!
『十二国記』シリーズで、注目の小野不由美作品のCDドラマ化第4弾。血とか死とかいった従来のイメージを脱したニュー・フィーリングのホラー・ストーリー。隠されたモノが正体をあらわす時に訪れる、えもいわれない恐怖をぜひ体験して欲しい。
タイトルにある“HAPPY PACK”をテーマに、感動、幸せ、脱力のコンセプトで贈る、テレビ・アニメ・シリーズ『トライガン』のセカンド・アルバム。聴いてビックリのリミックスをはじめ、シリーズ構成&脚本担当の黒田洋介書き下ろしのプチ・ドラマも逸品。
『東京BABYLON』などでお馴染みCLAMP原作アニメのキャラクター・ソング集。可愛らしいキャラの魅力を活かしたポップなナンバー満載で、それを歌う声優たちはみんなイキイキしていて聴き応え十分。アニメもよければ歌もいいという理想的なアルバム。★
放映当時、それまでは勧善懲悪が基本だったアニメの世界に、敵役でありながら主人公より人気のあるキャラクターが次々と生まれたのである。本作に登場するブンドルもそんな一人で、DISC2に収録されたドラマは、そんな彼をモチーフにしているのだ。
84年4〜9月に放送されていたロボット・アニメのサントラ盤。放送当時にリリースされた2枚のアルバムを1枚にまとめたファンには嬉しい一枚。さらに、当時を思い出させる安彦良和氏によるジャケットのイラストもファンにとってはタマラナイ!
劇場版のオリジナル・サウンドトラック。香港を舞台に繰り広げられる作品だけに、タイトルのみらずチャプターからライナーノーツ、ヴォーカル曲まで中国語版。ひと味変わった、チャイニーズ・テイストが楽しめる『カードキャプターさくら』のCDだ。
NHKアニメ『おじゃる丸』第9シリーズのエンディング・ソング。今回は、民謡をベースに華やかに爛漫した曲調で、今までの“まったり感”よりも、軽快でアップテンポな、歌って踊って楽しい曲だ。
“'99(コーラス)ヴァージョン”と題された(2)は、やなせたかしの21世紀へのオマージュとして、美しくリメイクされた。(3)はハンバーガーキッドの向こうをはったジャパニーズ・カウボーイやきそばパンマンのテーマ。(8)の音頭も'99版で収録。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!みんな大好き!!アンパンマンのおもちゃは、こちら!
人気アニメ・ビデオ作品のサントラ盤。作品の中で使われた曲ばかりなので、数々の名シーンを思い浮かべながら聴いてみたい一枚。アニメ・ソング界の帝王・水木一郎が歌うオープニング・テーマを聴くと、思わず“チェンジ! ゲッタ〜ッ!”と叫びたくなる。
『デビルマン』に次ぐ永井豪アニメの傑作『ゲッターロボ』のリニューアル・ヴァージョンは、物語、音楽ともに前作とは違った壮大な世界観が魅力。これこそが真の姿だったのかと唸らせるドラマティックでロック調のスコアが印象的。影山ヒロノブの主題歌もイケてる!
ユサキフサコの手による手作り感たっぷりのクレイ・アニメーション。ユニークな形をした生きもの、ナッチョとポムは変幻自在。気になるものをマネしたり、自由に空飛ぶマシーンになったり。そんな不思議な毎日を描く。
これに星をつけることになるとは思っていなかった。美形がいちゃつくだけの耽美とは一緒にされては困る。高山カツヒコの台本が良い。語り過ぎず足らなず、下手なナレーションに逃げずに同性愛に悩む主人公たち(中井和哉も好演)と温かく見守る人々を描き出す。★
美少女系総合コンテンツ雑誌『月刊電撃G'sマガジン』でスタートした百合系コンテンツのTVアニメ版オープニング・テーマ・シングル。美郷あきによる禁断の百合を匂わせる印象的な楽曲となった。
『コミックハイ』連載の人気作品を原作とするTVアニメのED主題歌。本編のにぎやかな雰囲気を感じさせるアッパーなポップ・チューン。キュートな歌声が絶妙な切なさも感じさせるmeg rockらしい仕上がり。