本書は、1993年(平成5年)に発行された『デンタルプラーク細菌の世界』の改訂版である。第2版では、デンタルプラーク細菌が齲蝕と歯周病の病原性を示すことに加えて、口腔内の細菌がわれわれの健康を脅かし、命さえ狙うことなどについて最新の知見を加えて解説した。例えば、高齢者の肺炎の予防は、歯科医療担当者の役割である根拠を微生物学の立場で解説した。また、歯周病原菌を中心とした口腔内のグラム陰性菌群などが循環障害、心疾患に関与すること、ならびに骨粗鬆症や糖尿病の増悪因子となることについても具体例をあげて説明した。
優れた薬剤、常用医薬品による実践的処方を提示。スタンダードな治療方針をStep by Stepで明解に表記。リスクマネージメント、カルテ開示に役立つよう、商品名をカタカナ表記。第一線の専門医による、充実した日常診療必携書。
本書は、現時点で最も正しいと考えられる呼吸器疾患の治療法を示したベッドサイドマニュアルである。EBMやガイドラインがあるものはできるだけ準拠して記述した。「疾患別処方」では各疾患にどう対処し、治療・管理するかを実際に役立つようきめ細かく解説した。「薬効別薬物リスト」は投与量・禁忌・副作用などが確認できるよう構成されている。呼吸器疾患の治療には本書1冊で十分に役立つというハンディな実践書である。
本書は、診断名がついた後の入院・外来患者の経過観察期に必要となる検査(効率のよい経過観察期の検査選択)を疾患や処置ごとに解説。また、疾患や処置の概念、確定診断、病状判定などについても十分に解説し、確定診断からフォローアップまでの検査計画を網羅。巻末に検査項目および検査測定法に関する欧文略語を一覧掲載。医療面接から病名診断・病状判定までの流れとポイントを図解。
優れた薬剤、常用医薬品による実践的処方を提示。スタンダードな治療方針をstep by stepで明解に表記。リスクマネージメント、カルテ開示に役立つよう、商品名をカタカナ表記。
日常診療の折りによくみられる疾患の薬物治療について、各科の専門医が症状別にスタンダードと考えられる処方を掲載したハンドブック。病気についての基礎知識、投薬上の注意、投与期間とエンドポイント、副作用と対策、服薬指導・療養指導、ワンポイントアドバイスなどを掲載した。医薬品索引(医薬品名、医薬品分類名)、疾患名索引、事項索引付き。