本書は、“アレルギー炎症”を理解するうえで、まずその概念を整理し、ついで“アレルギー炎症”成立に関与する炎症細胞と多彩な因子の複雑な関与を説明し、そして、アレルギー炎症性疾患と抗アレルギー薬の位置づけをわかりやすく解説することを目的としたものである。
本書では食物アレルギー反応の基礎免疫から臨床まで、全体像が理解できるように編集。そして、食品の立場から食物アレルギー回避のための理論的な問題点と低アレルギー食品の創製の現状をも取り上げている。
発症から在宅ケアまでの継続性のある看護がわかる。患者の気持ちに添った看護がわかる。個別性のある看護計画の立案が容易になる。その人らしさを生かす看護活動の根拠がわかる。図表、イラストを多用したわかりやすい解説。
免疫学やアレルギーの成書は沢山ありますが、本書は国家試験対策をメインに考えてありますので、一見すると不足のように思えるところもあるかもしれません。しかし過去に出題された国家試験問題を解くには、本書で示すように考え、理解することで皆さんの役に立てる。
自然のまま美しくありたい。フランス植物療法の世界的権威による美の処方箋。
本書は、最近の医学的な進歩を取り入れ、新しい観点から疾病を解説すると同時に、疾病時における栄養素の代謝の特徴、症状との関連などを記述している。また、それに伴う診断基準や治療指針についても、科学的根拠に基づいた証例を示して解説を行っている。さらに、これに関連する栄養素の摂取基準の明示、特別用途食品などの活用法、栄養補給法、治療食のあり方、栄養指導などについて、新しい観点からわかりやすく解説している。また多くの文献も紹介している。
食中毒はなぜ起こるのか。どう防ぐのか。新興・再興微生物の登場や相次ぐ大規模事件で関心が高まる食中毒。その発生状況から、原因となる細菌などの性状、予防法まで、幅広く基礎知識を解説する。
いわゆる食物アレルギーについて、その現状から診断、治療までを小児科、内科、皮膚科の立場から、それぞれの対象疾患の特徴をとらえ、専門家が解説。
疫学の克服、という目的のために進歩してきた免疫学研究は、今や、医学領域だけでなく、生命科学研究において重要な役割を果たしている。本書では、免疫システムがどのようにはたらいているのか、自己と非自己をどのように認識しているのか、免疫をつかさどる細胞はどのようにして信号を伝達しているのか、など免疫の基礎となるシステムを、分子のレベルから理解することにより、アレルギー・癌・自己免疫疾患・免疫不全症(エイズなど)・移植の拒絶などがどのようなしくみで生じるのかを考え、さらに、それらを克服する薬の開発の展望を示す。
有害事象発生のメカニズム、起こりがちな状況、代替策など、実地臨床にすぐ使える情報が満載。
本書は、消化器疾患からはじめ、代謝性疾患、内分泌疾患、循環器系疾患、脳神経障害、呼吸器系疾患、腎疾患、免疫・アレルギー疾患、小児疾患、高齢者の栄養管理までを幅広く網羅したテキストである。新しいカリキュラムで勉強する管理栄養士養成課程の学部学生、大学院生はもとより、栄養に関心のある医師、スポーツ指導者に絶好の書である。
「分かりやすい」「楽しく学べる」に力点をおいた、まったく新しいタイプの病理学テキスト。看護師として知っておくべき知識を分かりやすく解説。簡潔な文章、豊富なカラー写真とイラスト、ふんだんに散りばめられたコラムが、臨床医学の「なぜ?」を解決してくれる。