人類は今、ふたつの医学上の危機に直面している。ひとつはペニシリンなどの「抗菌薬」が効かない「薬剤耐性菌」が蔓延し、死亡者数が増加していること。これによる世界の感染死者数は将来、ガン死者数を上回るとも推定されている。もうひとつの危機は感染症のみならず、アレルギー、ガン、肥満、ぜんそく、自閉症、生活習慣病、潰瘍性大腸炎などの患者数が増えていることだ。これらの危機は治療等で抗菌薬を乱用し、人が生きていく上で欠かせない腸内や皮膚の細菌・微生物を殺してきたのが原因である。抗菌薬まみれの人類は危機を回避できるか?細菌とウイルスに対する正しい知識を紹介し、最新感染症対策も解説。
最先端の遺伝子研究から次々と明らかになる「腸内細菌と病気・老化との関係」。腸内細菌は、私たちの体質ばかりか性格や人格まで左右する「全身の司令塔」であることがわかってきました。どんよりした暗い気持ちも、高血圧や肥満・糖尿病も、感染症やアレルギーも、認知症やうつも、果ては腎臓病や子宮内膜症まで、多くの病気が腸内細菌の乱れと密接に関係することが明らかにされつつあります。つまり、「健康な心も体もすべては腸しだい」ということです。ところが、現代人は、高脂肪食、食物繊維不足、抗生物質、食品添加物、下剤、ストレス、運動不足などの影響で腸内フローラが乱れがち。それが、腸内に慢性炎症を引き起こし、大腸がん、メタボ、アレルギー、うつ、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など数々の現代病の原因になっていることが懸念されています。本書では、続々と解明される腸内細菌の働きから、腸内細菌の育て方、腸内フローラを良好に保つ食べ方、水溶性食物繊維の重要性、運動法、生活法、最新の治療法「糞便移植」まで、今考えうる最新最高の腸の強化法を専門の大学教授陣がわかりやすく詳細に伝授します。
より快適な生活を求めて、文明を築き上げて来た人類。しかしそこには様々な病を引き起こす要因が潜んでいたー。人類が抱え込むことになった新しい病の起源を、最新研究から探る。
日本語の特徴を知り抜いた著者たちが、中国語の基本を短時間で身につけるノウハウを伝授。
ビジネスパーソンに難しい数学なんていらない!日本で2人しかいないビジネス数学検定1級(最上級AAA)の実績を持つ著者が、「仕事」に使える数学を楽しくレクチャー。大切なのは、計算スピードよりも誤りに気づくこと。損をしないための「引き算」と「割り算」。あらゆる場面で、選択する際に使える数学テクニック。
エンジニアがより良いキャリアを築くために!国内有数のコンサルティング会社であるベイカレントの著者が、エンジニアから、コンサルタントや経営者としてのキャリアを歩む中で、特に陥りがちになるポイントに注目し、そこから抜け出すための10の法則を提示し、エンジニアが「ビジネスエリート」となるための考え方を提示します。
長生きの秘訣は「腸内細菌を増やす」こと。免疫の7割は腸内細菌が作ります。このメカニズムを知れば、うつ、老化、アレルギー、認知症、がん…あらゆる不調が改善し、病気知らずの体になります!
欧州宇宙機関は、おなら感知探査機を打ち上げて火星人の存在を確認しようとした。英国南極研究所は、飛行機が上空を通過するとペンギンが転ぶという噂の真相を確かめるため、軍隊までかりだして実験をした…とんでもない笑い話に聞こえるが、当の科学者たちは至極まじめに研究しているのである。時にイグノーベル賞を受賞してしまうほどの大研究をなんと54本も一挙に紹介!知の魅力を凝縮したサイエンス・コラム集。
日野式食養法をあらゆる病気治療に導入し、多くの実績をあげてきた松井病院食養内科グループの、赤ちゃんとお母さんのための離乳食レシピの決定版。これを実践すればアトピー対策も大丈夫。
病原性大腸菌O157などの“新興感染症”がはびこっている昨今…からだはどのような防御システムをもっているのか?免疫のこの巧妙なしくみを最新の研究をおりまぜてやさしく解説。
本書は、免疫システムがどのようにはたらいているのか、自己と非自己をどのように認識しているのか、免疫をつかさどる細胞はどのようにして信号を伝達しているのか、など免疫の基礎となるシステムを、分子のレベルから理解することにより、アレルギー、癌・自己免疫疾患・免疫不全症(エイズなど)・移植の拒絶などがどのようなしくみで生じるのかを考え、さらに、それらを克服する薬の開発の展望を示す。
水も肥料もいらない!安全で栄養価の高い野菜や果物を育てる-有機農法を超える永田式スパルタ農法のすべて。
きゅうにさむくなったよる、ゆうちゃんはせきがとまらなくなります。どうしてこんなにくるしいのかな?それはね…、からだぼうえいぐんたちがゆうちゃんのからだのなかでおきていることをやさしくはなしてくれます。アレルギーぜんそく、アトピー性ひふえんなどアレルギーについて、こどもにもわかりやすく説明した絵本です。
救急車が到着するまでの6分間、あなたにできることは何ですか。救急車が来るまでの対処法を学ぶガイドブック。
県内の病院、医院のアレルギー科、呼吸器科、内科、耳鼻咽喉科、小児科、皮膚科、東洋医学科、薬剤科のお医者さんだから実際に診察を受けられる、相談できる。各専門医のプロフィールを紹介。新潟日報の好評連載企画、待望の書籍化。
花粉症、BSE、地震など、身近で興味深いトピックを厳選してあるから、飽きずに学習でき、科学分野に強くなる1冊。最新のサイエンスレポートから選りすぐりの20編を収録。