アトピー、ぜんそく、花粉症…。これら免疫にかかわる病気は根治が難しく、症状を薬で抑えるか、アレルギーを引き起こす物質を避けるしかありませんでした。なぜなら、従来の免疫学では、この根本原因が、呼吸(エネルギー代謝)の仕方の誤り、すなわち「口呼吸」にあることを見落としてきたからです。本書では、従来の医学では解明しきれなかった免疫病を世界で初めて究明し、自分でできる治療法を紹介します。
国民病ともいわれる花粉症等の鼻アレルギーにおける最新知見を中心に、耳鼻咽喉・頭頚部に表現されるアレルギー、自己免疫疾患、低免疫応答疾患を詳述。癌免疫療法の記述も加え、耳鼻咽喉科医に必要不可欠な臨床免疫学・アレルギー学の知識を提供。
アレルギーは何者かが身体に侵入してきたとき、それに対する免疫系の反応がおきて、その反応が病気をもたらしたものとして定義されています。免疫とウイルスや細菌から、からだを守る大切なしくみです。それがどうしてある時は病気をおこしてしまうのでしょうか。どうして特定の人にだけおきるのでしょうか。おきるかおきないかは遺伝的な体質だけなのでしょうか、それとも環境とか他の要因も関係しているのでしょうか。そのあたりを解説しているのが本書です。また七章以降では、実際にアレルギーをおこす要因、食べ物から花粉や乾燥した空気などさまざまな環境因子、精神的なストレスなどについても解説しています。また原因を特定するための診断法や、治療法についても紹介しています。
いまや日本人の三人に一人が、何かしらのアレルギー疾患をもつといわれる。とりわけ、日常の、ごくふつうの食べ物に過敏に反応する「食物アレルギー」は、いったいどうして起こるのか。もしも発症したら、どう対処・治療すればいいのか…。いま、日本人に激増しているこの“国民病”を易しく解説。
前半で気管支喘息(成人・小児)、通年性アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギーなど各種病態時に抗アレルギー薬をいかに使用したらよいかを処方例を示して各々の第一人者が解説。後半で各種抗アレルギー薬の特徴・薬理作用・適応・用法と用量・使用上の注意点を述べた臨床書である。ガイドラインに準拠して今日のスタンダードといえる治療法を実践的に示した治療ガイドブックである。
活性酸素を無害化する物質の中で主役となる酵素「SOD」とさらに抗酸化作用を持つ話題の健康茶「ルイボスティー」。2つの働きによる体質改善に着目した画期的な書。
長年、アレルギーで悩んできたすべての人へーこの「しぼりタオル健康法」は、副作用もなし。費用もいらず。しかも1日たった3分。全国で5万人の小学生がすでにいきいきと毎日実践しています。
食物アレルギーからアトピー、花粉症へと悪化させない安心の方法とは!食べていいもの、悪いもの最新情報を公開。
熱帯原産の植物、シジュウムの葉がアレルギーに対し、抑制効果をもつことがたしかめられつつあります。本書ではアトピーや花粉症などのアレルギー疾患のメカニズムと、シジュウムを併用しての効果的な治療法をやさしく解説しています。
略語の排列は、ローマ字のアルファベット順。巻末には、欧語索引、邦語索引を付す。
1982年に主として初学者のために『やさしいアレルギー・免疫学』を、1989年にはその第3版を上梓したが、いずれも好評をもって迎えられた。しかしこの間、アレルギー・免疫学の進歩は著しく、問題によってはその概念が大きく変化している。第4版では最近の知見をできるだけ多く、しかもやさしく解説した。