昭和39年12月25日、日本初の交直両用特急形電車として運転を開始した485系電車。以来35年にわたって北は北海道から南は九州鹿児島まで、日本全国を走り続けている。国鉄の特急形電車として最も多く製造され、最も多くの形式が生まれた485系。その誕生からJRへと継承された現在まで、運転と車両の両面から活躍の軌跡を詳細なデータとともにトレースする。