民間飛行家たちの苛酷な挑戦。民間航空の黎明期、飛行機に魅せられ、大空を目ざした人たち。機体の製作、飛行学校の設立、飛行競技、郷土訪問飛行、そして異国の地への親善訪問飛行と、さまざまな挑戦の1つ1つが、民間航空を飛躍させる道となった。明治から昭和初期まで、民間航空界に身を投じた飛行家たちの生涯を膨大な資料と取材で描く。