YMO結成以前に坂本龍一がソニーに残した79年作品。高橋幸宏、山下達郎、吉田美奈子、矢野顕子、鈴木茂といった最高のミュージシャンとのカクトウギ・セッションが炸裂する、フュージョン感覚あふれるポップな作品。
スティーヴ・ヴァイ5年ぶりのアルバムは、伝説のデイヴ・リー・ロス・バンド以来、17年ぶりにビリー・シーン(b)とタッグを組んだ話題作だ。流麗かつエモーショナルなヴァイのギターと、攻撃的なシーンのベースが激しいバトルを繰り広げるファン必聴作。
遍く周りの音を養土とするトゥールの旺盛な雑種性と、シベリウスの懐郷、ラフマニノフの懐旧を同居させ、自らの感性の出自を音の形として手繰り寄せようという、“中央”に依拠せぬ場所で才気を発揮する俊英ならではの、ユニークにして清新な選曲のアルバム。
『メモリーズ・オブ・ア・ドリームス』に続く、スペインのシンフォニック8人組の2ndアルバム。ツイン・ギター、ツイン・キーボード、男女ヴォーカルから織り成すテクニカルで美しいサウンドは本作でも健在。