(1)の30センチ・シングルやLPアルバムを持っている私にとっては懐かしい曲ばかり。時代を感じさせるサウンドが多いが、彼女の声は伸びやかで透明感があって癖がなく耳障りが良い。(1)(6)の作詞の井荻麟は、ガンダム・シリーズの富野由悠季監督のペンネーム。
夏休み。鶴ケ丘中学は教師たちが退屈しのぎに行った百物語のために幽霊や妖怪の巣窟と化してしまう。おばけをも恐れず宿直を続けるルーアンの元へ、夕食を届けに行ったシャオ。そんなシャオを迎えに、太助はひとり夜の校舎へと足を踏み入れたその時、何者かの悲鳴が…!?暑い夏をひやりとさせる、オリジナル小説第7弾。
かれこれ15年以上も前に放映されていた作品だが、BGMは古さを感じることがあまりない。対して、ヴォーカル曲には如実に“時代”を感じさせられてしまう。そんなヴォーカル曲ではあるが、最近、ドラマでの活躍が目立つ戸田恵子の歌声がいい味を出している。
イメージ・アルバム(全曲、原作者である大島弓子の作詞)と、84年春に公開された劇場版の音楽集(初CD化)のカップリング。劇場版のメイン・テーマは当時人気絶頂だったリチャード・クレイダーマンがピアノを弾き、主題歌はちび猫役の冨永ミーナ。
殴られ、各種のドラッグを注射され、複数の男に同時に犯され、ユイはぼろぼろになっていった。ここに連れてこられる時、奴は僕を雑巾だと言った。雑巾でユイを拭いてやれと言った。しかし今のユイはそれよりもぼろぼろになっていた。だとしたら、僕はもっと汚くなったっていい。雑巾の僕はユイの汚れを拭いて、汚くなったってかまわない。ドラッグ、倒錯したSEX、そして愛…原色の心を、鮮やかなイメージで切り取った衝撃の力作。
少女・明日香は本当に死んでしまったのか!?いや、そもそも明日香は実在していたのだろうか…?HP『明日香の自殺日記』に、主宰者である明日香の訃報が突然アップされた。自殺に異常な興味を持つ不思議な少女が作り、死を弄ぶような奇妙な議論が交わされるこのサイトの常連だった大学生・田添一也は衝撃を受け、明日香の家を訪れようとする。しかし、明日香の家はどこにもなかった。他の常連たちの個性的な言動に振り回されつつ、真相を追う一也が目にしたものは…!!仮想現実の実体なき死が、確かに生きていた誰かの死を呼び込む。俊英の放つサイバーホラーの野心作。
めまいと迷路にみちた不思議大百科。この世はすべてイリュージョン!「真実」と「常識」の嘘、「視覚」と「思考」のパラドックスを、パズル、ジョーク、絵画、歴史、哲学、光学、政治などさまざまな分野に求め、感覚と思考の迷宮へとあなたを誘う。
はて、この番組で(1)が使われていたのは知ってたけどほかは……、と思ったらどうやら出演者(素人女性)が選んだラブ・ソングらしい。この不思議なコンピレーションにより一曲一曲は悪くないのに統一性乏しい悲しいアルバムになってしまっている。残念。