70年代の歌謡曲シーンにジャズ・テイストあふれる本格派シンガーとして登場した彼女。デビュー曲「合鍵」からの初期作品シングル17作品のAB面すべてを収録した初のコレクション・アルバム。
ギタリストのカリスマのリーダー・バンド作。鬼気迫るような泣きのプレイで圧倒する彼だが、今回は不変的ロックの力作といった感じで、そのあたりに良くも悪くも年相応的ムードが漂う。ただ、熟年層にも対応し得る手堅い内容であることは確か。
人気フュージョン・サックス奏者が99年にポンタや佐山雅弘らのベテランと録音したダイナミックなアコースティック・ジャズ・アルバム。2000年日本プロ音楽録音賞受賞作品の24bitマスターのxrcdだけあって、高品質サウンドが醸し出す臨場感は興奮もの。
ハーモニカの鉄人・斎藤寿孝、8枚目となるアルバムだ。今回はフォーク&ニューミュージックの定番といえる名曲を取り上げている。業界初のハーモニカ譜面&ハーモニカ用カラオケ付きで、BGMとしても練習用としてもよし。
マドンナの主演映画でまた息をふきかえした『エビータ』。その“本家”ともいうべきロイド=ウェーバーによるミュージカルである。劇団四季にとっては“現在進行形”の演目。何より再演以来エヴァのハマリ役、野村の熱唱が絶品。日本語の訳詞も的確でしっくりくる。
少女系純和風ファンタジー・アニメ『地獄少女』のオリジナル・サウンドトラック。高梨康治、水谷広実が手がけるBGMに加え、閻魔あい役の能登麻美子が歌うエンディング・テーマ「かりぬい」をフル収録。
2003年夏を代表する超大型PCゲーム『メイプルカラーズ』のオリジナル・サウンドトラック盤。2枚組仕様でBGMも充実。オープニング&エンディング・テーマは注目の歌姫“YURIA”が担当。
好評の斎藤寿孝ハーモニカ曲集第3弾。本盤は華燭の典である結婚式にふさわしい名曲集。長く愛される婚礼向けの歌謡曲10曲と、それぞれのマイナス・ワン演奏を収めた画期的なアルバムだ。
エニックスから発売されたプレイステーション用ソフトのオリジナル・サウンドトラック。99年最後にして最高のRPGがこの作品。ゲームで使用している楽曲は完全収録している。
87年にリリースされたBUCK-TICKのメジャー・デビュー・アルバムが、デジタル・リマスターで再登場。当時流行っていたビート・バンド的な音作りだが、その中にもキラリと光るセンスの片鱗がうかがえる。
初のベスト・アルバム。曲は外部への発注だが、詞はすべてGAO自身。セレクション・アルバムだからということもあるのかもしれないが、いい楽曲が丁寧にパフォーマンスされていることを再認識する。最近の作品からスタートする構成が、意外。
ソロ第一弾「悲しみのオーシャン」が大ヒットと幸運なスタートを切った杉山清貴のファースト。多少アダルト志向を意識した曲の大半は杉山自身の作曲によるものだ。