2000年代に入り充実度を増すフランスのメタル・シーンの中で、マイ・ペースに活動を展開するシンフォニック系バンドのセカンド・アルバム。制作のスランプやメンバーの怪我を乗り越えて完成させた作品は、構築美からあふれてやまないエネルギーにも美が感じられる。
ゴットハードの2007年発表の9thアルバム『ドミノ・エフェクト』に、アコースティック・ミニ・ライヴ・アルバムを加えた2枚組。後者では過去の名曲やカヴァーなどが楽しめる。
スラッシュ・メタル・バンドのヴォイヴォドのエリック・フォレスト(b,vo)率いるバンドのセカンド・アルバム。デス・メタル的なアプローチを施したオールド・スタイルのスラッシュ・メタルが展開されており、どの曲も強烈なエネルギーを発している。
1946年生まれ、佐賀県出身の山口が、ジョージ大塚のプロデュースで完成させたリーダー第3作。トニー・ウィリアムス、ミロスラフ・ヴイトウスと、今や実現不能なリズム隊をバックに幻想的な世界を、ていねいに作り上げていく。ケニー・カークランドの弾くフェンダー・ローズとシンセが新鮮。
2002年に発表されたボックス・セットに収められていた10作品を、それぞれ単独で発表する古典落語シリーズの1作。98年11月の「千早振る(イリュージョン版)」と2002年5月の「浮世床〜女給の文」を収めている。
サイレント・フォースのアレックス・バイロットが結成したメロディック・メタル・バンド、ヴードゥー・サークルのアルバム。日本人にもアピールしそうな上質なメロディック・パワー・メタルが展開されている。